新潟県議選で椅子から滑り落ちた候補者を笑っては失礼だと思った件。

立憲民主党の佐藤伸広候補の映像が話題になった。新潟県議選で落選したのだが、「4年経ってまたこれかあ」とうめきながら椅子から滑り落ちる動画が拡散されて一気に全国区の人になった。その情けなさが迫真的で、同情というよりは失笑を買った、というのがほんとうのところだろう。
彼は今回の選挙では173票差で次点となり落選している。
しかしそれだけではなかった。前回の選挙でも、やはり200票ほどの差で次点で落選していたのだ。4年経ってまた、といううめき声のゆえんだった。
前回が52歳、今回が56歳、そして次の選挙では60歳になる。けっして若いとはいえない年齢だ。時とともに老いも感じる年だ。
落選期間のあいだ、彼は何をしていたのかというのがこの記事でわかった。
日雇いのバイトで、ポスティングをやり、月に15万円ほどの収入を得ていたというのだ。米山国会議員の秘書だったとどこかで読んだおぼえがあるが、常勤の秘書ではなかったのかもしれない。
たしかにまたポスティングのバイトで月15万円稼ぎながら4年後の選挙をめざすのはきついだろうな。4年たったところで、当選するかどうかなんてわからないわけだし。
まあ今回話題になったので、それなりの同情票はもらえるかもしれないが。


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