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「オリジナル」という幻想にしがみつくと時間を無駄にする

どうも、たんぐです。



突然ですが、
この世に「オリジナル」って存在すると思いますか?



オリジナルの味付け、
オリジナルのノウハウ、
オリジナルのビジネスモデル、

挙げ出したらキリがないですが、
確かに「オリジナル」という言葉は存在します。



ですが、
この世にオリジナルは存在しません。
あるのは言葉だけです。



これから起業しようかな?
と思ってる人の中には
「今までにないオリジナルの商品やサービスを作りたい!」
と考えてる人も多いのかなと。



最初から釘を刺すようで申し訳ないですが、
そんなのありません。



ただ、既存のものを組み合わせて
オリジナルのものを作りだすことは可能です。



USBメモリだって既存の組み合わせで
開発されたものです。



「データを保存するメモリ+持ち運び」
という既存の概念を組み合わせて誕生したんですよね。



ちなみに、開発者は日本人で
その人の自伝にも

「USBメモリは既存のものをパクって出来たもの」
と書かれています。



こういうふうに、
組み合わせればオリジナルっぽいものは出来ますが、
0からオリジナルのものを発明するのってあり得ないです。



人間は外部の情報に触れて
形成されています。



僕たちが日本語を喋れるのも
幼いころから日本で育ち、日本語が飛び交う環境で
育ったからです。



そして、人間の価値観なんかもそう。


誰かから得る情報をもとに
自分の価値観が形成されていきます。


オリジナルと思ってるものでも
実は全部が真似の組み合わせ。



だから、オリジナルという幻想にしがみついて
いつかオリジナルの商品を作るぜ!
と意気込んでもなかなか開発できないのは
当たり前です。


結局、真似した方が成功する確率が
高いんですよね。


なんだか、
「真似はダメだ!」みたいな風潮がありますけど
そう言ってる発信者は相手のことを考えられてないなと思いますね。



真似したほうが成功確率高いのに
それを否定するのは
「成功するな!」と言ってるようなもんです。



でも、真似の仕方は考える必要があって
表面をパクってしまうと
コピーコンテンツになってしまって、
「あなたが発信する意味」がなくなってしまいます。



だから、構造をパクる必要があるんですよね。



僕の文章も学びを得た結果として
この構造になっていますが、
これも言ってしまえばパクりです。



そして、例え話やエピソードも
どこかの本や教材から情報を仕入れてます。



これって別に凡人でもできます。



凡人が成り上がるのには
真似をすることが必須なわけです。



以前、「オリジナル」を追い求める人と
話をしたことがあります。



革新的なサービスが浮かび上がったから
事業展開して起業しようかな、という相談でした。



僕は内容を聞いて
「ちょっと厳しそうだな」と思いましたが、
その人は目をキラキラさせているわけです。



もう自分のアイデアに酔ってる感じ。


ゆえにめちゃくちゃ頑固。
これを絶対にビジネスにするんだ!
という気迫すら感じられました。



気迫や気合があるのは素晴らしいですが
僕からすると
「なんで今までそういうサービスが世に出てないか分かる?」
って感じです。



少し厳しい言い方ですが、
自分のしょぼいレベルで思いつく程度のアイデアやビジネスって
もっと上流のビジネスマンなら5年前に思いついてるんですよね。



じゃあ、なぜそのビジネスをやってないか?
には明確な理由があるんです。



つまり、欠陥があるからビジネスになってないわけで、
それをもっと早く自覚すべきなんですよね。



オリジナルを追い求めるということは
細い道をゆっくりと歩くようなものです。


それは成功確率が低い。


それならば、すでに成功してる人の真似をした方が
断然、道は広いしその先には成功者がいるので
困ってることがあれば教えを乞うことだってできます。



真似をした方が成功確率高いです。


特に初心者は真似から入って
ちょっとずつ集客やセールスの感覚を掴むことを
おすすめします。



今日は以上です。


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