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視点を変えれば

本来の私は気が小さい…

ですから小さなミスや失敗が
気になって仕方がなかったのです。

一度、何かミスをすると
それが気になり
引きずってしまい
新たなミスをする

といったような負の連鎖に
陥るタイプでした。

「気にするな」と言われても
気になってしまい動けなくなる…

若い頃は、こういった自分が
大嫌いでした。

周りには小さなミスは気にせず
すぐに切りかえて取り組める人を見ると
うらやましくてうらやましくて…


ですが、ある時気づきました。

小さなミスや失敗は…
その後に取り組むべき課題に向かうための
「サイン」なんだと。

私のような気の小さい人間は
小さなミスが気になります。

ですから、次はミスをしないように
原因を考え修正し次に向かいます。

立ち直るまで少々時間がかかるという
デメリットがありますが…
次は同じミスをしないというメリットもあります。

と考えると…気になる・気にしてしまう
という自分の精神的な苦痛と
どう向き合うかが課題になりました。

一方で小さなミスは気にせず
早く切りかえる人は…

豪快で自信家、どんどん前に進めるという
メリットがありますが
同じミスを繰り返したり
その後の大きなミスにつながる可能性がある
というデメリットがあるということを。

今思えば、私は受験・国家試験などは落ちたことがありません。
そして致命的なミスや失敗の記憶もない。

気が小さいことが幸いし
万全の準備をしていたのだと思います。

「なんとかなる」
「絶対に大丈夫」
と思えなかったことが良かったのかもしれません。

気の小さい人は…
それがあたかも悪いことのように考えがちですが…

問題が小さいうちに何とかできるということが
強みになるのです。

視点を変えることで
自分が思う弱みは
実は強みになる
ということですね。

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