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母と父と娘のいま

義理の実家にいったんだ~と投稿した1時間後に、実母から電話がくる。

今日は、母が手術をする日だった。
2度目のことだから、前より静かな気持ちで母はこの手術に望んでる。
それは、手術前から話をしていて伝わってきた。
でも、けれども。だ。
私は手術というものをしたことがないけど、そりゃあ怖いに決まってる。
「このあと手術なの。だから、はるちゃんの声、聞いときたくて」
もう、それだけで十分だった。

書いてると、思い出すとそれだけで涙が止まらん(笑)

全部と、言い切っていいと思う。
全部伝わってきた。

ここで私が泣いてしまったら、母が手術前にキュッと結んだ糸を壊してしまう気がして、泣くのは我慢。
どれだけ会ってなくてもなにを話していたとしても、お互いを思う気持ちは知ってる。
そう言い切れる存在は、母だけかもしれないなぁ。
今回、精神面で参っているのは、父の方だった。

父は、母が大好きだ。
だから手術が決まったとき、真っ先に父から電話がかかってきた。
「洋子の再手術が決まった。だからその前に会いに来てやってな」と。
そして、できるだけ普通に、大げさにならないように、
「わしも不安じゃないっていったら嘘になる」
と言ったのだ。

娘としては、この父が私に対して
「不安だ」というなんて!!!!という感じだ(笑)

わかる。
もう痛いほどわかる。
それくらい、きつかったんだろうな。
だから昨日、手術が終わったであろう夕方に、父から「手術は無事に済みました」とLINEがきたとき「よかった~!」と返信。
母に対しての「よかった」と、父にも「よかったね」のつもりだ。

年明けには会いに行こう。
今日も、生きるっ。


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