ゴールデンウィーク明けの月曜日。私の会社はこの時期はとても忙しいので連休明けの今日も残業でした。

皆さんはどのような月曜日の夜を迎えましたか？

帰り道はお腹が空きすぎて、シュークリームを買い食いしながら帰りました。普通のシュークリームだと思っていたら、間違えて胡麻クリームを買ってしまって、少し残念でしたが、そんな気持ちもすごくすごく、小さな残念のように感じます。

最近はニュースが更新されれば、引き続きの慌ただしい世の中です。のんびり歩いて帰れる事って実は当たり前の事ではないですよね。どの時点での小さな幸せもとても大切に感じます。

そうして帰宅して急いで家事を済ませ、娘とご飯を食べてからゴミ集積所にゴミを捨てに出た時の事です。近くからカエルの鳴き声が聴こえてきます。

ここは仙台駅からそう遠くないのに、相変わらず私の家の周りではご近所で繁殖したカエルがたくさん鳴いています。まるで田舎の田園のようです。

ほんの一時、カエルの声を聴いていたら仕事や家事で疲れた心がなんだか解れて、リフレッシュできました。

カエルの声は田舎に暮らしてた時はすごく憎らしい気持ちがしていました。歩けども歩けども、田んぼと畦道が続き、建物はなく、カエルの大きな鳴き声が響き渡る。あるのは不便ばかりと思っていたけれど、今はとても愛おしく懐かしい思い出のひとつです。自然の素晴らしさを思い出してしまう。そして、田舎っていいなあと星空が頭に浮かんできます。今現在住んでいる場所で、満天の星、なんて叶わないのだけど、カエルの鳴き声を聴いていたら、なんだか思わず空を見上げてしまいました。

さすがに満天は無理です。等級の強い星がひとつふたつ、キラキラと光っていますが、満天は叶わない。

だけど不思議なものです。カエルの声があればなんだか満天の星空が見えた気分。私の想像の中では、見上げた夜空に満天の星が輝いています。

近頃私をホッとさせる素敵な声、カエルの鳴き声について調べてみました。

「カエルの鳴き声や、コオロギの鳴き声、川のせせらぎ音などのいわゆる自然音は「1／fゆらぎ」と呼ばれ、いつも緩やかに変化する特性を持っている」

とありました。この音は日本人が特に心地よく感じる音なんだそうです。身近なリラックス効果、カエルの声って素敵。

心を落ち着かせる魔法の音たち。不思議なもので、コンクリートと高いビルしかない場所でもカエルの声は反射的に星空を見上げてしまう。見えなくても「満点の気分！！」

気分転換のツールというのは、よく見ると近くにあるものですね。ホッとするもの、かな。

それでは良い火曜日の朝をお迎えください。

（MacBook）