谷本英彰

“スポーツで子ども達を笑顔に!”をモットーに活動中 / インドネシア運動会🇮🇩 / 健康…

谷本英彰

“スポーツで子ども達を笑顔に!”をモットーに活動中 / インドネシア運動会🇮🇩 / 健康・安全教育 in インドネシア🇮🇩 / 大学で保健体育の教育養成に携わってます

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インドネシア運動会にかける想い

はじめまして。 谷本英彰と申します。 普段は、大学で保健体育の教員養成をしたりしています。 あと、ライフワークの1つとして”インドネシアで運動会を開催する” という プロジェクトをやっています。 今日、3月6日(3月の第1土曜日)は、僕にとって思い入れがある日で 3月の第1土曜日はインドネシア運動会の日にしよう! 3年前の今頃、インドネシア・ジョグジャカルタでワクワクしながら そんなことを言ってました。 2018年3月 インドネシアの大学の先生に運動会のプランを必死で

    • インドネシア運動会に向けて再始動

      こんにちは。 谷本英彰と申します。 普段は、大学で保健体育の教員養成をしながら、”インドネシアで運動会を開催する” というプロジェクトをやっています。 2020年3月にコロナの影響で中止した運動会 そのリベンジ運動会inインドネシアを今年の8月26日に開催することが決まり、奮闘する日々が続いています。 以前は、大学生とともに企画立案やスポンサー探しなどを行っていたのですが、開催時期が予想より早くなったので、今回は大学生とチームを組んでプロジェクトを進めるのは厳しいかな・

      • 【2つのポイント!】受講生の集中を持続させる授業づくり!

        谷本英彰と申します。 普段、大学で保健体育の教員養成に携わっているので『授業づくり』についてものすごく関心があって、自身の授業の振り返りも毎時間やっています。 授業をやっていて、いつも難しく感じるのが受講生の集中を持続させることです。 前職が小学校教員だったので、その頃も子ども達の集中を持続するために、あの手この手で授業をつくっていました。 「静かにして、前を向いて!」「はい!背伸びしてー!一回リフレッシュしようかー」などは、その場しのぎのかりそめ手法であるため「授業づ

        • 大学1年生が感じる大学生活の期待と不安

          谷本英彰と申します。 大学で保健体育の教員養成に携わっています。 4月から新年度が始まって、もうすぐ2ヶ月 今年度から授業は原則対面となり、コロナ以前の様相を取り戻してきました。 授業については、コロナ禍でのICT活用が良い影響となって、これまでとは質の違う授業ができるようになってきたように感じます。 大学1年生と話してみたそんな形で、コロナ以前に戻ったり、コロナを経て変わったりと様々な側面がある大学生活ですが、新入生はどんなことを感じているのか?聞いてみました。 今

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        インドネシア運動会にかける想い

          ジョグジャカルタのゴミ山へ

          3月にインドネシアへ渡航したときの話です。 インドネシアのゴミ問題やその問題解決に通じるような活動について話を聞いたことがあり、その時から一度来てみたいと思っていた場所があります。 それが、インドネシアのごみ処理場です。 ごみ処理場といっても、日本のように焼却処分をしたりするような設備は無いので、基本的には埋め立て場所となります。 埋め立てというより、ごみを積み上げていった「ゴミ山」です。 マスクをして車から降りたんですが、マスクの隙間から入ってくる空気を少量でも鼻

          ジョグジャカルタのゴミ山へ

          インドネシアでのプロジェクトに向けて

          2023年3月20日~26日 3年ぶりにインドネシア・ジョグジャカルタへ行きました。 渡航目的は「インドネシアの学校で運動会を開催する」というプロジェクトをもう一度見つめ直すこと。 2018年にプロジェクトを始動 2019年に第1回インドネシア運動会を開催 2020年はインドネシアへ渡航するもコロナの影響を受けて中止 開催できなかった悔しさ 支えてくださった皆さんへの申し訳なさ 自分の不甲斐なさ 2020年当時は、いろんな感情が入り混じって何度も涙を流しました。 必

          インドネシアでのプロジェクトに向けて

          学校教育における部活動とクラブ活動の違い

          学校教育やスポーツ、部活動に関わる話題や議論で溢れる昨今 これらの問題を断片的ではなく、もっと深いところから捉えられえるようになりたいと思い、学校教育やスポーツ、部活動などに関わる制度や調査データを概観するようなことをしていきたいと思います。 ここでは、学校で実施されている部活動の位置づけを教育制度(学習指導要領)から見ていきたいと思います。 部活動とは何か?一言でいうと「教育課程外に実施される生徒の自主的・自発的活動」です。 上記の中学校学習指導要領の文言の中には、

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          タイムラプス+ほぼ毎日で1年間勉強を継続できた話

          谷本英彰と申します。大学で保健体育の先生の養成をしながら、”スポーツで子ども達を笑顔に!” をスローガンにインドネシアで運動会を開催したりしています。 このインドネシア運動会をきっかけに、インドネシア語の勉強を始めて、2022年1月ごろから約1年間継続しています。 ですが、勉強自体は2020年5月ごろ(2年半ほど前)から始めていて、その間に2~3回挫折しました。 勉強を継続するって難しいな・・・ そう思いながら、試行錯誤を繰り返した結果、「タイムラプス勉強法」と「ほぼ

          タイムラプス+ほぼ毎日で1年間勉強を継続できた話

          大学生は”専門性”をどう捉えているのか?

          谷本英彰と申します。 大学で保健体育の教員養成に携わっています。 仕事柄、大学入試などで面接をしたり、新入生に将来の夢(卒業後にやりたいこと)を聞いたりする機会があって、「この学部で○○について学んで、将来は○○の専門家として活躍したい。」と目をキラキラさせながら語るのをいつも微笑ましく見ています。 一方で、就職活動に関わる相談などにのることも時々あって、”社会人1年目や就活段階で求められるのは専門的な能力よりも汎用的な能力”という話もよく耳にします。 "その仕事の専門

          大学生は”専門性”をどう捉えているのか?

          大学生が資格取得にこだわる理由

          谷本英彰と申します。 大学で保健体育の教員養成に携わっています。 仕事柄、教員免許の取得を希望する学生と交流する機会が多いのですが、教員免許の取得を希望する学生は、概ね次の3パターンに分かれると感じています。 ・将来、学校の先生として活躍したい ・学校の先生になるつもりはないけど、免許は取得したい ・学校の先生なるつもりだったけど諦めた。でも免許は取得したい 「将来、学校の先生として活躍したい」という学生については、特に異論はないのですが、「先生になるつもりはない」「諦

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          なぜ大学生は、やたらとオリジナリティを追求しようとするのか?

          谷本英彰と申します。 大学で保健体育の教員養成に携わっていて、時々 ”模擬授業” という形で教員志望の大学生が、同じ教員志望の大学生を中学・高校生に見立てて授業をするという活動をしています。 その模擬授業を実施するときに「過去に実施された良い授業を、そのまま真似してやってみよう!」ということをやったりするのですが、真似をせずに自分なりの要素を加えてアレンジしてくる大学生がいます。 いやっ!一旦 本気で真似してみた方が、自分のレパートリーが増えるから良くない? そんな風に

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          大学生から学ぶ「やりたいこと」の始め方 ~挑戦したい事柄の因数分解~

          谷本英彰と申します。 大学教員として、保健体育の教員養成に携わっています。 先月まで 学部の2年生が、次年度から配属されるゼミを決めるためにゼミ訪問を実施していて、最近は大学生と話す機会が増えています。 そんな中で大学生達が『○○をやりたい!』『○○に興味がある』といった具合に挑戦してみたいことを語ってくれるんですが、その挑戦しようとすることが大きくて複雑すぎる(複雑に見える)ために、どこから手を付けたら良いか分からない・・・といった状態が見て取れました。 そんな学生た

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          大学生から学ぶ「やりたいけど、一歩踏み出せない」理由

          谷本英彰と申します。 大学の教員として保健体育の教員養成に関わっていたりします。 今、学部の2年生が3年次から配属になるゼミ選びのために、研究室訪問をしています。 そんなこんなで、大学2年生と面談をする日々を送っていて、ここ2週間程で15人と「これから何がやりたいか?」「どんな人生を歩みたいか?」「ゼミでどんなことがしたいか?」みたいな話をしました。 「○○やりたいんです!…けど、、、」 そんな感じで、一歩踏み出せない様子の学生が多くて、なんでなのかな?って疑問に思い

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          ウガンダ渡航前に必要な準備②~マラリア対策~

          谷本英彰と申します。 大学教員として保健体育の教員養成に関わっていたり、インドネシアで運動会を企画したりしています。 9月の上旬にスタディツアーという形でアフリカのウガンダへ行きました。 ウガンダを含めアフリカでは、黄熱病、マラリア、狂犬病、エボラ出血熱などの感染症のリスクが日本に比べて高くなっています。 黄熱病については、ウガンダはワクチン接種をしていないと入国できません。 その他の感染症についても対策が必要ですが、特に対策が求められるのが”マラリア”です。 マラ

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          ウガンダ渡航前に必要な準備① ~黄熱ワクチンを早めに接種した方が良い理由~

          谷本英彰と申します。 大学教員として保健体育の教員養成に関わっていたり、インドネシアで運動会を企画したりしています。 9月の上旬に1週間ほど、スタディツアーという形でアフリカのウガンダに行ってきました。 その渡航前の準備でプチトラブルが何度が発生したので、そのことについて書いていきたいと思います。 これからアフリカに渡航しようと考えている人の参考になれば幸いです。 黄熱ワクチンウガンダに入国する際に必ず”イエローカード”と呼ばれる黄熱ワクチン接種証明書が必要になります

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          ウガンダ人との会話で見えてきた国際協力の考え方

          谷本英彰と申します。 大学教員として保健体育の教員養成に関わっていたり、インドネシアで運動会を企画したりしています。 9月の上旬に1週間ほど、スタディツアーという形でアフリカのウガンダに行ってきました。 ↑上の投稿の中でも書いたんですが、今回のスタディツアーでは、現地コーディネーターのサイラスと話ができたこと、彼からもらった言葉がとても印象的で、帰国した今でも心に残っています。 そんな彼の言葉を振り返ってみたいと思います。 誰のための国際協力なのか?これは、以前の投稿

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