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#35「今までの人生のターニングポイント」

なんだったかなーと昔の記憶を呼び起こしている。

・小学校4年生で地元の少年野球チームに入ったこと
・高校1年生の終わりに文系か理系かで理系を選択したこと
・大学を推薦枠の中から選んで物理学科に決めたこと
・初めて海外一人旅でバンコクにいったこと
・就活で前職の会社を選んだこと
・配属先を希望(社長、人事に猛アピール)して無理やり東京にしてもらったこと
・南アフリカのデザイナーの元で働くために会社をやめたこと
etc...

大きくわけるとこんな感じ。

今日は会社を辞める前の話をしようと思う。


”退職しようと思っています”


この一言を発するのにどれだけ時間がかかったか、

何度も言おうと決心してから、ためらい、タイミングを逃した。

11月には決心していたのだが、もたもたしてるうちに年末になり、

年を越した。


なぜなら、仕事は好きだったし、同僚、上司のことも大好きだった。

何より、今まで、高校はバスケ部でキャプテン、大学もストレートで卒業でき、造園会社の中では最大手の会社に入社し、とまあまあの優等生として生活してきたのである。

そこでアフリカに行くから会社やめます、なんと言うのは僕の中では、

漫画ドロップで品川が根性焼きをし不良になり、今まで敷かれたレールを歩いてきたが、見事にドロップアウトしたのである、と言うシーンを思い出させた。



ただ、このままではいつまで経っても何も変わらないと、

1月の中旬に決心した。


当時三軒茶屋にアパートを借りて、住んでいたのだが、

キャロットタワーの中にあるTSUTAYAにて、映画「LIFE」を借りて見た。


”毎日同じ生活を繰り返していますか?”

この映画の予告編はこれから始まる。


”うんうん、繰り返してる”
と家でパソコンに向かって話していた。


この映画は

「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」

と言うスローガンを掲げる、伝統的フォトグラフ雑誌『LIFE』編集部で

働く地味な中年独身の地味で冴えない男が主人公

詳しくはこのへんから見てもらえればと思う。


とにかく私はこの映画に背中を押してもらった。


事務所で隣の席に座っている所長に

”ちょっと話があるので、会議室きてもらえますか”



と、言う前トイレの個室に3分ほど籠り、この映画の主題歌を聞いた。

両手で頬を二度叩き、”よしっ”と小声で発し、足をがたつかせながら、

所長の元へ向かった。

この曲を聞くと今でも鳥肌が立つ。


そのあとは、所長、GM、部長と、とんとん拍子に話が進み、

大きなトラブルはなく、円満に退職出来たのである。


そのとき勇気を出して伝えたから、今こうやって、南アフリカのランドスケープデザイナーの元で、インターンをさせてもらえることができている。

あのとき勇気を出して伝えて本当によかった。


以上が私のターニングポイントです。

一歩踏み出すのをためらっている方がいたら、一度この映画を見てみてください。背中、押してくれます。



最後にLIFEのスローガンがいいなと思ったので、貼っておきます。

To see the world,

Things dangerous to come to,

To see behind walls,

To draw closer,

To find each other and to feel.

That is the purpose of life.


その他のSNSもフォローよろしくです。



fin...

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