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盛岡まるごと学びの場プロジェクトin盛岡商業高校① レポート

高校生や学生が地域課題に関する深い学びを得るため、学校と共同で地域における学びの場を構築する、「盛岡まるごと学びの場プロジェクト」では、モデル校に指定されている高等学校や大学を中心に、学校の特色に合わせた出前講座を実施しています。
 
盛岡商業高校では、1学年を対象に盛岡の食と農に関する講座を全2回実施しました。
今回は7月14日に開催された1回目の様子をレポート!
 

「盛岡市の食産業の取り組み」について知ろう
盛岡商業高校では食産業という切り口から盛岡市の課題や魅力を学ぶプログラムを実施しました。
第一回目は盛岡市農林部農政課食と農の連携推進室の菊地知樹さんと月花竜次さんをゲストにお招きし、「盛岡市の食産業の取り組みについて知ろう」をテーマに講演いただきました。
 
盛岡市の食産業とその礎となる農業分野にはどんな課題があり、その課題を解決するためにどんな取り組みをしているのかなど、今まで聞いたことのないお話を聞くことができました。
たとえば、都市部というイメージのある盛岡市は、実は県内屈指の農業が盛んな地域でありながら「“農”と“食”のまち」というイメージがまだまだ浸透していないという課題を持っています。そんな課題の解決や盛岡産食材の認知度向上のために、盛岡市は「盛岡の食と農のバリューアップ推進戦略」を策定し、さまざまな取組を行っているそうです。具体的には、生産者と事業者と消費者がつながるようなコンテンツを提供している「美食王国もりおか」の推進や、生産者の所得向上や農作物の価値向上に向けた6次産業化や販路開拓が推進されています。
 
 
以下は生徒の感想です。
●盛岡は「食」と「農」のまちということを初めて知った。米の消費拡大のために、積極的に米を食べようと思いました。
●たくさんの取り組みをすることで盛岡市の課題である盛岡産食材の認知度向上が達成できると思うので、自分もインスタをフォローするなど自分にしかできないことをして少しでも力になりたいです。
●自分は盛岡についてあまり知らないと感じた。これを機会に盛岡について詳しく知りたいと思った。
●知らなかった地元の食や農業についてよく知れて面白かったです。
●盛岡が「食」と「農」のまちであると初めて知った。お米の消費を増やすために米粉を使用した商品を見つけたら買ってみたいと思った。
 

知らなかったことを知ることの面白さを感じたり、自分も盛岡のために何かしたいと思ったり、盛岡について知らないということに気付いたり。食産業について知るだけではなく、様々な気づきがあったのではないでしょうか。
 

次回は第二回目の様子をレポートします!

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