見出し画像

「得る読書」じゃなくて「出会う読書」がしたいときは、ここに行こう(田中)

「たのしみ展」はじまって以来、居心地がよくて、何度となく来てしまう。「河野書店」は「ほぼ日の学校」校長先生、河野通和さんのお店です。

(河野さんとお話ししながら選べます)

学生のころは、本屋でたまたま目にとまった本を手にとり、なんとなく買って、家で読んで、びっくりする、というような経験がたのしかった。

ところが社会人になって以来、「目的を持って本を読むこと」が圧倒的に増えてしまった。「よくわからんけど読んでみるか!」が猛烈に少なくなりました。知識をがつがつ「得るため」の読書が増えて、なにに出会えるかわからないぼんやりした読書が減ったんですね。ダメだなあと思いながら、毎日あっという間に夜。

うーん、枯渇!

そういうときだから、この「河野書店」というセレクトショップに居心地のよさを感じたのかもしれません。河野さんの選書ということで、「よくわからんけど(河野さんセレクトならきっとおもしろいんだろうな)、読んでみるか!」という熱い期待がセットになってくる。

そして、より一層、自分の狭い世界から思いきり飛び出したいなら「出会う古本X」。本のタイトルも中身もヒミツ。お客さんは、表の一言メモだけで読むかどうか決めます。「プロバンス ユーモア日記小説」。なにそれ!

こちら左側の絵本、女の子に買われていきました。次のおうちでも大切にされるんだよ。

「出会う本屋」、河野書店は明日までの開店です。