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憧れた場所での2年間

2年間働いたバイト先を卒業しました。

色んなことをみんなと一緒に乗り越え、たくさんの愛と幸せな瞬間に巡り合えた日々でした。



2年前、憧れ続けた場所で「私のやりたいことを実現したい!」と思い、面接を受けて採用していただきました。

入社から卒業まで「つながりの瞬間をつくりだせる人になりたい」を目標に、Barista、BT、SSVと色々な形で働かせてもらいました。

周りの人の成長に携わること、お店の今と未来を考えて取り組見、最後まで責任を取るということ、様々な貴重な経験をさせてもらいました。

そして、今の自分に出来ることはなにか、自分は何がしたいのかを問い続けた日々でもありました。


(ここからは書きたいことを書きますが)

SSVになってからはそれまで働くことが楽しかった日々とは一変して、毎回が戦場のようでした。苦しいことの方が多くて、楽しいという気持ちを思い出せなかったことの方が多かったです。何を目指して頑張っているのか、分からなくなったりもしました。

そうなったのは、ネガティブな部分が大きく占めている私の性格も影響していたと思います。実際は、俯瞰的に目の前のことを捉えられていなかっただけで、それほど大変じゃないこともあったかもしれません。そしてきっと、他のSSVの人もそれと同じか、それ以上に大変だったと思います。



自分が責任者である時間帯において起こるイレギュラーに対して、最後まで責任を取るということがどういうことか身に染みて実感しました。本当に色々なことが起こり、その度に抱えきれなくなりました。

全部はもう覚えていないけれど、幾度となくふらふらしながら、家まで30分のそう遠くない距離を必死に帰ったことか。それに関しては思い出したくないぐらいです。



でも、そんな大変なしんどかった日々の中でぜったいに忘れたくないのは、私はどんなときもひとりじゃなかったということ、周りの人のおかげで、周りの人と一緒に、色々なことを乗り越えてきたということです。

私が前を向いて1歩を踏み出せたのは、私の気持ちに寄り添って相談に乗ってくれた人が居たからで。私が1人でお店を任せてもらえるようになれたのは、たくさんの人が色々なことを教えてくれたからで。私がイレギュラーに対応している間、周りの人がお店の運営をしてくれたり。私の気づいていないところでも、たくさんの人が助けてくれていたと思います。


卒業した日の夜、みんなからの手紙とアルバムを読みながら、部屋で一人泣いていました。特に、アルバムには今まで関わってくださった人からのメッセージが書かれていて、今までのことを1つひとつ思い出しながら、ぜんぶが嬉しくて涙が止まりませんでした。

周りの人のおかげでわたしはわたしのままでいようと何度も思えたこと、みんなで一緒に乗り越えて来た瞬間がたくさんあったということを、改めていま感じています。


楽しさよりも大変さの方が勝っていた時間の方が長かったから、卒業したとき「楽しいこともあったね」と言われて、ようやく楽しさや幸せに心の底から向き合うことが出来ました。

そんな日々の幸せを心の底感じることが出来なかったことが情けないなあ〜という気持ちと、向き合うことが出来ないくらい目の前のことに必死だったんだろうなあ、と思うとそれはそれで頑張ってきたことは自分で褒めてあげないとなあ〜という気持ちです。


でも、まだ心の底から「がんばったね」と褒めてあげれていない自分もいて。それはちょっと苦しいんだけれど、そう簡単には今までのことを肯定出来ない性分なんだろうと思うことにします。いつか、あの時頑張ってよかったと思えるように、つぎの場所でも前を向いて1歩1歩歩いていきたいです。

そして、出会った大切なみんなとの関係性は続いていくものだし、色んなことを感じた今までの日々を糧に、また次の場所で形を変えながらも活かしていきたいなあと思っています。



このnoteを読んでくれているあなたへ

今まで、たくさんのことを一緒に乗り越えてくれてありがとうございました。あなたと一緒だったから、私は前を向いて頑張ることができたし、幸せな瞬間に巡り会えたと感じています。たくさんの愛をいつもありがとう。あなたはあなたのままで、あなたのペースを大切に、どんな場所でも輝けることを願っています。












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