形優先

何事も形から入るのだな、私は。
自分でもつくづく思う。

今、ノートパソコンが欲しいのである。

それも、欲しいとなったら今すぐにでも手に入れたいのである。

実は、今、エッセイを書きたいと思っていて、その為にはパソコンが要るのである、私の場合。
普段はのほほ〜んとしているくせに、ヘンなところがせっかち。

いや、そりゃデスクトップのMacはあるよ、でもそれを使うにはいちいち電源のコンセント差し替えなきゃいけないし(タップが満員)、いちいちキーボードを机の上に出さなきゃならないし、いちいちパスワード入力しなきゃいけないし(自分しか使わないんだから設定しなきゃ良かった)、それに第一このMacは古いので、起動も遅ければ、画面もちょっとおかしくなっててすっごく見づらいの。

これくらい理由を挙げたら、パソコンを買い替えても良いだろう…。なんとか自分に説得させようとしている。
今思うと会社支給のノートパソコンが恋しいぜ!(とーぜん返却しなきゃダメだったんだけど)

しかし、エッセイを書くですって?
エッセイのエの字も知らない超🔰の私が?
おこがましいにも程がある。
いや、それも十分わかっている。
でも、書いてみたいの!
その為にはどーしてもノートパソコンが必要なの!

全くいい歳してお子ちゃま脳である。
もう、こうなったらその内、購入するにきまっている…。
それも、最新型のものを。搭載されているいろいろな機能を使い切ることも出来ないくせにそれも承知の上で…。
いい歳だから金は無くもないときている…。

あぁ、この調子だと今晩あたりスマホでカタログを見にいっちゃうな。で、どのパソコンが良いかすごい比較検討を始めちゃうな。

でも、ステキじゃない?
一端のエッセイスト気取って、小鳥のさえずる清々しい朝の時間帯に、新型ノートパソコンを開いて、コーヒー片手にエッセイを打つ自分の姿…。(妄想)


あぁ、これも、やはり(精神的)形から入っているなぁ…。





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