こんなわけでゲストハウスを始めたのだ

昨年、僕は会社を譲ったのですが、最初はカフェをやろうと思ったのです。畑のあるカフェを家族でやったら楽しいよね!くらいの感じで。それを信じた娘は高校卒業後の進路にカフェの専門学校を選択したようで(笑)それが、なぜゲストハウスになったことに大した理由はなく、自然の成り行きでそうなりました。

私は、生き方を変えたかった!

多分、それに尽きます。本当にやりたいことって何?を常に自問自答していました。答えなんかわかりません。今もです。サラリーマンを辞めて起業して、思い通りに生きてきたはずなのに、別な人生を歩みたくなった。経営者としては、やれることはやったし、このまま続けることは自分らしくない。今度は違う生き方したくなった。やるなら今しかないよなぁ。

ゲストハウスの合宿の講師の「あなたにとって欲しい暮らしってなんですか?」っていう問いかけが、僕にはズシーンと響いて、どうしたら欲しい暮らしができるだろうと考える様になりました。その前にも「質問」の合宿に参加したりして、会社を譲ることと引き換えに得た時間でずっと自分の生き方を自問自答していました。そういう時間ってとっても大切だと思うし、僕の答えは「大地の恵みに感謝して耕そう」「出会いに感謝してもてなそう」でした。

今までは、仕事のために、売り上げのために、嫌なことも我慢したけど、これからは我慢しないで生きていいんだよな。そう思うと、あれだけ痛かった首や肩の痛みも取れ、毎朝が気持ちよく目が覚め、生きていて楽しいなぁって思います。

これからの時期は、畑の後始末をして、いよいよ、古民家の内装工事に着手します。宿づくりが始まります。築86年の古民家の改修を一緒にやりたいなぁ・・・って人、北海道の田舎町への移住に興味がある人、いっしょにやりませんか?なんてね。一緒に欲しい暮らしを実現しましょ!




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