どんなにいい企業勤めても日本企業じゃオワコンです。

新卒平均年収は（グーグル検索）
大学院卒　370万　平均手取り308万
大卒　325万　平均手取り270万
短大専門卒　280万　手取り232万

まず、平均がこの金額です。
新卒採用なので一部の高給取りが平均を釣り上げているなんてことはないでしょう。
誰もが知ってる有名企業（ソニー、トヨタ、ホンダ、などなど日本色が強いメーカーは特に）でも同じ状況です。
3年目、4年目になればもう少し上がりますが、税金もそれなりに引かれることになります。
さらに大学生のうち奨学金の受給割合は半分です。半数の方に新卒時点で月数万の返済が降り掛かってきます。

ここで１つ考えましょう。
若手の給料は手取り20万もらえればいい方ですよね。さらにコロナ禍で残業規制が入り残業代が稼げない、、、として、17万で計算しましょう。

月収25万ほどでも福利厚生に多めに入れている場合そのくらいになります。
この状態から家賃や光熱費、食費などの生活費がおおよそ月8万〜10万です。
残り7万。ここから奨学金が月に2万消えるとします。

さあ奨学金返済している新卒の方に与えられた本当の手取りはどんなによくても5万円ほどしかありません。

ここから携帯通信費、Wi-Fi代がとび、車がある人は車の保険、自動車ローン、ガソリン代などさまざまなものがのしかかってきます。

さて残りはいくらでしょう。

携帯通信費3000円（Ahamo）
Wifi　ニューロ光forマンション3000円（入れればここまで安くなる）
自動車保険月8000円（20等級）
ガソリン代10000円
ローン15000円
計39000円

よって、50000ー39000＝11000円

約1万円が真に自由にできるお金になります。
都市部に住む方は車は必要ないという方もいます。しかし都市部ってごく一部ですよ。神奈川、埼玉は車必須ですからね。

さて果たして一体何ができるでしょうか。

よく考えてください。
あなたには結婚、子供など将来のライフプランもあるはずです。
しかし、切り詰めて月1万円の貯金で何ができるのでしょうか。

独り身を謳歌しつつ、結婚に向けて貯金？無理ですね。
10年貯めてやっと240万円です。その間に昇給はありますが、年次昇給は全て税金に取られます。
ボーナスもありますから実際にはもっと早いですが、、、
ボーナスは年間80万円としましょう。そのうちの半分が車のローンに消えるとして、貯金可能なのは40万円。なんか15万円分色々買ったとして残り25万円は貯金に回せそうです。
よって年間に貯金できる真の額は37万円ですね。なんだかんだ200万貯めればなんとかなりそうですが、、、、、200万ほど貯金するのに5年かかるのです。
この間引っ越し０で、旅行など娯楽は15万円分になります。
あまり現実的ではないですねえ。

奨学金を0にできたら、自由に使えるお金は30000円。一気に３倍です。
奨学金とはこれほどキツイのです。
30,000円を全て貯金に回せれば、240万は6年で貯まる計算になります。
ボーナスを入れれば年間61万円の貯金が可能。3年半で200万貯まります。

なんだ返せるじゃんという方は数字しか見ない方です。
貯金100万あったら99万9000円の買い物をするタイプですよ。
1万円しか貯金できないようじゃ返済できてるとは到底言い難い。

奨学金を借りた場合ただの飼い殺し状態に陥るだけです。
奨学金すらろくに返せないような社会ってどうですかね。

いい大学入って、いい企業入れば奨学金は余裕で返済でき、月10万近く貯金できるとは思わないでください。若手はほぼ横一列です。

アメリカを見てみましょう。
失敗すると恐怖でしかないですが、院卒の平均が700万スタートです。
単純に倍ですね。最新のスポーツカーも全く高くないんですよね。

これじゃあ優秀ならアメリカ行っちゃうでしょ。
私も行きたいですよ正直。ただ、生活しやすいのは日本だと思っていますよなんだかんだ。路上歩く上で命を狙われることは無いですし。

ここでアメリカ行っちゃえば？という日本人は本当にクソです。優秀な若手を他社に渡すということより悲惨ですよ。よく考えてくださいね。日本を破壊する思想ですよ。

以上より、日本企業では全く食えません。生活はできます。しかしゆとりはありません。それが理系超有名大学院卒超有名企業勤務の若手の実態です。
こりゃ上位何％だ？という状況でも飼い殺しです。

日本は本当にやばいですよ。

じゃあ、何すればいいのか？？？

まず、上司をぶっ飛ばしましょう。
物理じゃなくて、仕事でです。
「あんたの作業の効率はクソだよ」と言いまくってください。
若手は仕事に対する知見は少ないので、できるところから攻めまくってください。
遅い遅いと連呼しお尻を叩きまくりましょう。
要するに、自分から行動して身近なところから意識を変えていくのです。
いずれ上層部をぶっ飛ばして自分が経営権を握り、会社を変えてやるのがいいでしょう。
企業した方が簡単そうだと思ったら企業してください。（誘ってください笑）

経営を握ったら若手を中心に社員に還元するのです。
それ（還元）ができなければ今まで日本を食い潰した無能どもと一緒です。

もっと身近なところでは組合員として会社とぶつかることもできますね。
春闘でぶちかますのです。血気盛んな若者を求めない会社は死んだも同然。そのまま勢いを失速し倒産します。成長こそ確実にし続けなくてはならない。他人が成長し続けたら？相対的に見ればマイナスですから。

以上思ったことを書き殴りましたが、
日本をぶち上げたいならやれることやりましょう。