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一軒家に住んだら柿とびわととゆずの木くらい自由に育ててみたいじゃん

 ころころころろーん。
 今朝ゴミ捨てから戻ると家の勝手口の前を何かがころがった。「ん?何だろう?」と思って、ころがった先を見ると、勝手口裏になっている“びわ”だった。黄色くなっていて食べられそうなので拾う。見上げると、黄色の実が見えた。この前見た時は実はすべて青く、目を凝らないと見えないくらいの大きさだったけど、食べ頃とそう変わらないくらいの大きさになっており、黄色く色味づいているものもあった。
 びわが好きだ。拾ったびわを家に帰って即洗って皮を剥いて食べた。甘さはほんのり。酸っぱくて瑞々しい。これからが楽しみだ。

 庭というか家の敷地内に柿の木とびわの木がある。昨年の秋は柿が豊作だった。ほとんど食べ放題なので食べまくっていたら柿が好きになった。売っているのもよりすっきりとした甘さなので、飽きずにいくらでも食べられた。柿の木はひと時代前までは、貴重な食料源として庭で育てていることが多かったらしい。「なるほど」と思う。柿は栄養豊富で糖分もあるし歯応えも良くて満足感もある。おやつとしてだけでなく料理にも結構使える。私が今住む家はだいたい築80年くらいらしいので“一家に一本柿の木”がわりと普通だった頃なのかも。ちなみに柿の木の寿命は50〜100年、びわの木は20〜30年ほどだとか。びわも私は結構好きだし葉も健康によいらしくお茶とか入浴剤にもできるので家庭果樹にはいいんじゃないかな。

 今の家はとっても気に入っているんだけど賃貸。それに旦那がまたいつか田舎で農業をやりたいそうなので、今の家に永住することはないのです。しかし引っ越しても柿とびわの木は必須!と思っている私であります。苗木から育ててだいたい数年から8年程度で実がなるらしい。あとゆずの木もほしい。引っ越しの条件は、柿の木とびわの木とゆずの木が育てられる家!とします。

 首都圏の一軒家ってなんであんなに敷地狭いの?敷地が狭いだけじゃなくて隣の家との間も近いし。せっかく一軒家なんだから柿の木とびわの木とゆずの木くらい自由に育ててみたいじゃん。あとはハーブをいくつかと、ねぎとかきゅうりとかししとうとかそんな程度に家庭菜園やるだけでも、使いたい時に摘みたてのハーブを食卓添えられるとか旬の果実が食べ放題とかちょっと贅沢な気分を楽しめるし、あ〜食べ物って買うだけじゃなくて育てられるのね〜と実感できるだけでも、なかなかの心のサプリメントになると思うのです。

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