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愛はコンビニでも買えるけれど

どうも、田沼ハルです。

私スピッツが好きなんですけども、運命の人という曲がありまして。

今回の記事のタイトルはこの楽曲のワンフレーズ。
この後、「もう少し探そうよ〜」と続きます。

さて、日本が誇る大天才アーティスト、スピッツの草野マサムネ氏。
スピッツの歌詞は結構難解だったり変わったものが多い事は広く知られていると思いますが、愛ってコンビニで買えたんですね。

愛、愛。
少なくとも近所のセブンでは売ってるところを見た事は無かったんですが、皆さんはあります?
セイコーマートで見かけた?
そりゃ道民以外は辛いな。

草野さん、かつて自らの楽曲製作のテーマを
「死とセックス」であると語ってらっしゃいます。
若さ故の尖った発言と流してしまいそうになりますが、スピッツの曲はふとした瞬間「性と死」の匂いが強烈に香ってくるんです。

この曲は活動も中期に差し掛かった97年の楽曲ですが、明るくポップな曲調の中にどこか不穏な匂いを感じ取れる不思議な名曲です。

“バスの揺れ方で人生の意味が 解かった日曜日
でもさ 君は運命の人だから 強く手を握るよ
ここにいるのは 優しいだけじゃなく 偉大な獣”

そして「愛はコンビニでも買えるけれど」。

愛が、例えばコンビニで手軽に手に入る商品のように扱われるこんな時代でも、「もう少し探そうよ」と。

この辺の歌詞表現は本当にう〜んと唸るしかない秀逸さですよね。壮大かつ普遍的なテーマとユーモアに溢れるワードチョイス。嫌味なくツルッと耳に滑り込んでくるこの不思議な歌詞こそ、草野マジックの真髄です。

とにかくスピッツって一筋縄ではいかない良い歌詞が多いので、あまり聴かない人もこれを機に聴いてみて欲しいです。是非。

それとも私が知らないだけで本当にコンビニに愛が売ってたりします???
もし見かけたら私までご連絡下さい。

それでは。

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