田沼ハル

東北在住。

田沼ハル

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最近の記事

おもんぱか 

「なあ聞いてくれよ!今日疲れて仕事場の軒先でうたた寝こいてたら、クソガキの集団に石投げられちまったよ。こっちはクソ暑い中ずっと外で働いてるってのによお。ほんと最近の若い奴らは常識がねえよなぁ。ペッ!」 男は唾を吐き捨てる。 「あらあら、大変だったわね。でも室内で唾を吐くのは下品だから辞めてもらってもいいかしら?」 女が寝床から顔を擡げ、気怠そうに答える。 「でもなあ、お前だってわかるだろ!?こっちだって見せ物じゃねえんだよ!ああいうガキは親の教育がなってねえよなあ、ま

    • ああ〜我ら〜給食時間にボカロを流すな中学校〜

      こんにちは。中学時代は重度のボカロリスナーとしてブイブイ言わせていた田沼ハルです。 ボカロP時代のキタニタツヤの古参ファンであった事を常々友人に自慢しています。多分そろそろこの話題飽きられてます。 さてつい先日、Xで「給食時間にリクエストでボカロ曲よく流れたけど、六兆年と一夜物語は昼飯に合わない」という趣旨のpostを見かけまして。 中学生時代3年間放送委員会に所属し、リクエストされた六兆年と一夜物語を校内に流していた私としては、この度居ても立っても居られなくなり筆を取

      • 愛はコンビニでも買えるけれど

        どうも、田沼ハルです。 私スピッツが好きなんですけども、運命の人という曲がありまして。 今回の記事のタイトルはこの楽曲のワンフレーズ。 この後、「もう少し探そうよ〜」と続きます。 さて、日本が誇る大天才アーティスト、スピッツの草野マサムネ氏。 スピッツの歌詞は結構難解だったり変わったものが多い事は広く知られていると思いますが、愛ってコンビニで買えたんですね。 愛、愛。 少なくとも近所のセブンでは売ってるところを見た事は無かったんですが、皆さんはあります? セイコーマー

        • 寿命を売った。1年あたり10円で。

          皆さんどうも。 田沼ハルと申します。 人生100年時代なんて最近はよく聞きますよね。 でも正直100年も生きたいですか? 老後の資金をどうするか、もし認知症になったら、独居老人になって孤独死したら...。 自分の老いた姿を考えると、元気なうちにポックリ逝ける方が幸せなのかも?なんて思ったりしちゃいます。 という訳で、最近信長の野望にハマっている私は、織田信長の言う通り人生を50年にしました。 近場の人生買取所のレートが悪く、結局1年につき10円での買い取りにはなってしまい

        おもんぱか 

          中古のアルファードで風を切れ!田舎のマイルドヤンキーの人生

          ※この記事はフィクションであり、実在するいかなる人物、出来事とは一切関係ありません。 うぃー!おめ久しぶりだな! 車?あぁ今度子ども産まれっからカミさんに頼まれて買ったんだアルファード!いいべ? てかわりぃタバコ一本くんね? マイルドヤンキーってより、感じのいい土建屋の兄ちゃんだなコレ。 どうも田沼ハルです。 今日は皆さんの心の中に田舎のマイルドヤンキーを宿すお手伝いをしていきたいと思います。 セブンスターでも吸いながらご覧ください。 爆誕あなたは地方の片田舎、電車は1

          中古のアルファードで風を切れ!田舎のマイルドヤンキーの人生

          秋田、東通り26時

          田沼ハルと申します。 改めて自己紹介をば。 現在絶賛無職のプー太郎、求職活動中の22歳、男性です。好きなアーティストはスピッツ。 そしてブルアカの推しはウイです。これから事あるごとに言います。 私は現在秋田市という人口30万人ほどの地方都市に住んでおります。 関東や関西の都会在住の皆さんは秋田をどういう町だと考えていらっしゃいますでしょうか。 ふむふむ、田んぼ、なまはげ...と。あっ、きりたんぽね!きりたんぽいただきました。 まあぶっちゃけそんな町です。 なまはげの

          秋田、東通り26時

          冴えないZ世代のススメ

          Z世代。我らが日本国が、社会構造の歪みに耐えきれなくなり風邪を引いて寝込み始めて数年。 訪れる新世紀への期待と、漠然とした不安の中、新たな命が生まれた。 国全体がどこかどんよりとしたムードの中でも、彼等はすくすくと育ち、立派に社会へ羽ばたく事となった。 刷られたピカピカの名刺の肩書きは、Z世代。 ZってなんだよZって。新作のXYリメイクか? ・はじめにボンジュール、冴えないZ世代の皆さん。 同世代のキラキラした生活を横目に、今日もブルーアーカイブで過酷をしている皆さん。

          冴えないZ世代のススメ

          旅先で聞いた会話集 函館編

          1.奥羽本線の運転士「ここ時期になればオタマジャクシいっぱいいるんだ、(水)沸いてんでねえか、たぶん」 -富根駅にてJR初老の運転士、研修中の乗務員に対し 2.中年男性「あっっっっっづい」 -木古内駅、道南いさりび鉄道線車内にて 確かに暑かった。黙っていても汗が滴るレベルなのでおそらく30℃はあった。日差しの強い中、保温性の高い北海道の列車内は蒸し風呂のようだった。 3.旅行中の若いカップルの男性「腹いっぱいだなコレ」 -ラッキーピエロベイエリア店店内にて ラ

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