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#33 針の筵にて


遅く起きた朝が続けば続くほど
何かから遅れていっている気がして
心は焦っても、体が諦めていたりする
なかなか起きられない理由だなんて
今日も鼻で笑う人達が浮かぶ


あの時の選択を
もう片方にすれば良かったって
後悔していると言って笑って
世の中に合わせてみたけれど
何度同じように迫られても
夢を選ぶだろうなと
もう分かりきっているんだ


嘆こうが、愚痴ろうが
それが一般的で、普通だと
そうやって生きていくのが
人なんだと口を揃えて語る人々に
どうしたって馴染めなくて
どこに居たって針の筵
それでも口を揃えずに
大切にしたいと守り続けてきた夢
君との未来と天秤に掛けても
泣きながら真っ直ぐに
痛みを背負っていくのさ
それほど強い決意を持って


Lyrics by.  Tanuma Yuruto
2020.03.21



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