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待ちかねたぞ、春一番!

コロナ禍のために、3年間開催できなかった大阪名物の野外ライブ。

最初の約十年間、71年〜79年に天王寺野外音楽堂で、なかなか破天荒な展開をしていたらしい。当時を伝える動画を見ていても、それは伝わってくる。

それが、95年に一夜だけ冠つきで大阪城野外音楽堂を舞台に再開し、

以後、服部緑地公園野外音楽堂に会場を移して、2019年までの約25年間継続して開催された。

そして、2020年、突然の「終・春一番」が主催者の福岡風太によって宣言され、あまりのことに言葉を失っていたところに、緊急事態宣言の発令。

祭りが終わることさえ許さない、新型コロナウィルスの猛威の前に、ぼくたちの遊び場は3年間の長きに渡り、奪われ続け、なすすべもなかった。

しかし、その間にも、遊び場で出会ったミュージシャンたちや彼らを受け入れるライブハウスの経営者たちは、苦悩し、苦労し、苦闘し、工夫を重ねていた。だから、参加ができるライブには、可能な限り足を運んだ。

先日も、緊急事態宣言まっただ中に、果敢にもライブを行なったスペースに、2年ぶりくらいに訪れた。出演したのは同じミュージシャン。彼の音楽は、96年に出会って以来、夢中になって聴き続けている。

このようなミュージシャンは他に何人もいるし、96年以降ライブハウスへ足を運ぶ頻度は飛躍的に増えた。ある意味、人生のリズムを変えられた、と言ってもいいと思う。

その罪作りな(笑)催しが、3年ぶりにようやく開催されるという報せが、数日前に入ってきた。

行かないわけには、いかないじゃないか♫

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