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バルーンファイトの愉快な仲間たち

 仲間達というと語弊があるが、バルーンファイトに出てくる生き物は、敵キャラと魚である。魚はちょっと地形っぽいところもあるので今回は、敵キャラについて考察を行う。

 バルーンファイトの敵キャラは3種類である。形は全て同じで、鋭いくちばしのようなもののついた帽子をかぶっており、風船を割ろうという強い意思が伝わってくる。見た目で異なるのは色で、個人的なイメージでは、オレンジっぽいの、緑っぽいの、赤っぽいのと言った感じである。

 色が違えば強さが違うのはゲームにおいて定番であろう(ドラクエのモンスターなど)。ファミコン時代の容量の小ささなどを考えれば、同じモンスターばかり出てきて飽きさせるようなことなく、別物を登場させるための非常によい方法であるように思われる。ゲームボーイではあるが、ポケモンのように、全て姿が異なるのに151種類もいたというのは、ものすごいことのように思われる。

 バルーンファイトの敵も例に漏れず、赤、緑、オレンジの順で強い。ここからは、完全な分析はしていないので、実際異なるかもしれないが、プレイしてみての感覚で伝える。
 バルーンファイトにおける敵キャラの強さの変え方は

1. 動きの速さ
2. 高い位置にいる時間の長さ

のように思われる。
 これは、前回、前々回記事の、プレイヤーの動きと対応して考えるとわかりやすく、プレイヤーは左右への方向転換に時間がかかってしまうため、移動速度が速いというのは単純に強いのである。そして、ゲームの性質上、高い位置にいるものがとにかく強いのである。赤い敵は高速でこちらに突っ込んできて、高い位置に滞在するのに対し、オレンジのものは動きも遅く、あまり高い位置に長くいるイメージがない。(あくまで現段階では個人のイメージに過ぎない)。

 バルーンファイトは一度敵の風船を割ると、ふわふわと落ちていき、地面に着地して一定時間経つと風船の空気を膨らませて復活するのである。無限風船。復活する時には、倒された時の色より一段階強い色になって復活し、性能も上がる。これはどう解釈すればいいのだろうか。

 システム面ではなく、敵キャラ側の感情に立つなら、一度撃破された怒りで強くなる、と言った感じであろうか。システム的な面での予想では、元々アーケードゲームだったことを考え、倒して復活するというのをただ繰り返すと、特にペナルティなく、長い時間プレイできそうである。そこで、一度倒したら敵が強くなることで、一人当たりのプレイ時間を無駄に長くならないようにしたのではないかと予想した。しかし、少しアーケード版のプレイ動画を見ただけではファミコン版と同じ仕様なのかどうか確認できなかったため、余裕ができたらアーケード版もプレイしてみたい。

 今回は敵キャラについて色々と考えてみた。続く。

P.S. 気を抜いていたら、いつもよりバイトの時間が早いことを忘れていて、危なくバイトに遅れるところでした。セガサミーフェニックスのファンミーティングを見ていました。

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