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俺らイオンモールさ行くだ #木曜日ノ木之瀬

イオンモールが好きだ。

どうして人は、こうショッピングモールというものにワクワクさせられてしまうんだろう。(そう、ここで大事なのはジャスコの佇まいをしたイオンや、マックスバリュなどのスーパーではなく、“イオンモール”だということ!)

まずでかい。大概でかい。でかいものに人は弱い。でかいビル、でかいタワー、でかい観覧車、でかい怪獣。そして、でかいイオン。
そのでかさに人はおののく。このフロアはどこまで続くのか。往路だけならいい、復路を辿るころには力尽きてしまうのではないか。さながら箱根駅伝の様相。登り続けなければならない死の山道コース。

↑写真はイメージ。画質。

初めてイオンモールに行ったときのことは覚えていない。 ←ここでwikiる
鹿児島にイオンモール、もといはじめの名称「イオン鹿児島ショッピングセンター」(この名前だけでノスタルジー)ができたのは2007年だった。田舎者にとって大きなお店ができるというのは何にも勝る一大イベントなのだよ……。
ある時期は毎週末、狂ったように通っていた。お母さんの車に乗せてもらい30分ほどかけて。なにか目当てがあるわけでもなく、ただ行く。そして巨大な消費欲の海に身を浮かべてゆらゆらするのだ。ああ、ただ居るだけで満たされたあの頃よカムバック。

鹿児島のイオンにはタワレコがあって、主にそこを巡礼(?)していた。いろんな音楽とそこで出会った。
それから当時入ってた「旭屋カルチャースクエア」っていうでかい本屋さんにもめちゃくちゃ行った。本屋好きにはたまらなかった。あとタワレコがあるのにそっちにもCDとかDVDのコーナーがあって、そこでくるりのベストの初回盤に出会ったのをよく覚えてる。このベストは初回盤だけ3枚組なんだよな。レンタルで既にiPodに落として聴いてはいたけど、買った。なんかそういう、「穴場に良いものが眠ってる」みたいな感覚に出会ったのもそこだった。

そんな鹿児島のイオン事情も刻々と移ろっている。私が通い倒したイオンは「イオンモール鹿児島」に改称し、さらに私が京都にいるあいだに大増床して久々に会ったら超成長しちゃってる従兄弟みたいな感じになってたり。タワレコも旭屋書店も、もう無い。諸行は無常だ。

鹿児島のイオンが開店したときにCMや館内で流れてたこの曲がとても良くて、いまだに憶えてる。また使ってもいいのに。
mono-folio「sing」

↑増床後の「イオンモール鹿児島」。

京都に来てからは「イオンモールKYOTO」がホームイオン(造語)になった。学生時代、休みの日、外に出たいがなにも差し迫る用事がない場合、とりあえずイオンに行ったりしていた。というかいまもする。この春に引っ越して自転車圏内になったので、むしろより行くようになった。
洛西にある「イオンモール京都桂川」も、阪急に乗れば一発で行けるようになったので行く。「イオンモール伊丹」は科学特捜隊本部感がある。

↑「イオンモール伊丹」。圧倒的基地感。

おとといのコインランドリーとはスケールが違い過ぎるが、日本各地のイオンモール巡りもしてみたい。越谷にある「イオンレイクタウン」とやらは日本最大らしいが、そんなとこ行ったら私は二度と現世に戻ってこれなくなるのではないかと想像しただけで震えてしまう。

↑探したけど、どうやらでかすぎて全体が映ってる写真が無い。「イオンレイクタウン」

これまで訪れたイオンで「Right-onはイオンの3階にある」という真理を得たのだけど、これは他のところではどうなのだろうか。それもまた確かめたかったり、まあ別にどうでもよかったりする。


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