わたしはゲームセンターの店長をしていた経験があります。
40人以上いるアルバイトスタッフさんが、『なぜこの反応が帰ってくるのか理解に苦しむ』ことが多々ありました。

だから、わたしは心理学関係の本やタイプ別の人材育成の本などを片っ端から読みました。
行き着いた答えは、人それぞれ個性があり、相手に合わせて考え行動し、ゴールのみ自分と同じ方向に向いてもらうことでした。
途中に関してはその都度話し合いよりよい方法を考え出していくしかなかったのです。
部下の成長は私に直接の責任はありません。
上司からも「20年以上お前と違う親に育てられた人間がたかだか2,3年で変わるわけ無いだろう」
常に言われ続けました。
それでも、自分が失敗したことを同じように経験させたくない。
だから、ついつい口を出したり、先回りして手を出したりしてしまうことがしょっちゅうでした。
しかしある時、気づいたんです。
自分が1番成長したのは、とんでもない失敗をしたときで、その経験から、人が大きく変わることを。
たくさん失敗を経験させて、致命傷にならないようにフォローさせることで成長のサポートができることを。

今の日本に決定的にかけているところはここなんです。

子ども達にたくさんチャレンジさせて、たくさん失敗させて、そこを乗り越え、できる喜びをたくさん体験させてあげることが必要です。

私達を支援してもらう事で、私達と一緒に子ども達にたくさんチャレンジさせて、それを乗り越える『時間」『空間」『仲間』としてぜひ環境を作っていってほしいと思います。