私が会社を辞めようと決意したことについて書こうと思う。

■会社をやめるまで
私はずーっと会社員をしてきたけど自分の個性を活かしきれていないと心のどこかでいつも感じていた。
でも、会社員ってぶっちゃけ楽じゃないですか。
だって、毎月給料は貰えるし、保険もあるし守られているから文句を言いつつも居続けるほうが生活は多少安定する。
これを捨てるって結構な勇気がいる訳ですよ。
こんな事を言うと会社員に文句を言われそうですがｗ
いや、私だってずーっと会社員だったからそれなりの苦労もあるのも知った上で言ってる～
でも、会社に属さずにお金を稼ぐって保証も何も無いし会社員よりはハードルが高い訳でそれと比較すると会社員は楽って意味です。
だから、否定コメントはお断りw
私には、この会社員ってものを捨てるまでには非常に勇気が必要で決断までに時間がかかった。
だから今までも転職を何度も重ねつつ会社員ってものにこだわってやり続けてきわけだし今の会社の後も転職をするほうがいいのかもと少し考えたりもした。
会社員ってポジションを捨てるのはとても勇気がいる決断だった。
でも、私が中国にハマり出してからすごくやりたい事が見つかってそれをやりたくて、やりたくて、やりたくて、もうもう感情が溢れてきてしまい収集が付かない状態になってきてそれは、まるで恋愛と同じような感覚ｗ
好きで好きでたまらなくてもっと深く知りたい！もっと近くに居たい！みたいな感じ。
こんなことしたいって話したり資料を作っているだけでなんか泣ける～「あれ？なんで私、泣いているんだろう？！」みたいな（ヤベー奴ｗ）
今の会社に属しながらできそうなことはやってみていたもののまだ私は会社員であって結局一歩も始められていないなと感じていた。
会社員を続けながらやるって中途半端にしか動けなくて結局かなり生ぬるいし時間の拘束もあり思うように時間を割けない。。。（行きたい時に中国に行けない！！）

■会社を辞める決意
「このままでいいのか私？！」とモンモンとした日々を送っていた。
そんな日々の中でWeibo（中国のSNS）やInstagramなどで中国人からの反応やコンタクトが少しずつ増えてきて私から見たら中国は外国であり中国の人からしたら何気ない日常であっても私にとってはすべてが新鮮で色んな事が面白くてなんでも楽しいと思えた（子供か？ってくらい）
この私が面白いと思っている感覚が向こうの人から見たら逆に面白い日本人と受け入れて貰えているから反応があるんだなと分かった。
また、日本に留学にきている女の子と会う機会があった時のこと、
元々は何がきっかけで出会ったのか、もう覚えていないけど彼女がまだ中国に居たときからWeChatでやり取りをしていて1年以上はオンライン上でやり取りをしていたと思う。
日本へ留学することが決まったから行ったら会おうって話をしていて実際に会うことになった。
私とは一回り以上も年齢が離れた大学生だ（実年齢を言ったらびっくりされたけど）
彼女と会ったときにオンライン上ではコンタクトは取っていたものの実際に会うのは初めてなのにありがたいことに物凄く私のことを好いてくれた。
「桃子は日本人ではないみたい」（よく言われるw年齢と国籍不明ってｗ）
しかも、私の服装（中国ブランドの派手なファッションｗ）やヘアメイクなど全部好きって褒めてくれて「あれ？私の個性は中国の人が認めてくれるんだな」と確信した瞬間でもあった。
そう言えば、北京や上海に行った時も知らない人から服装がいいね！って声かけられた（日本じゃあり得ないことだ）
「比中国人还是中国人」
哈哈哈！我是日本人　

私がリメイクするピアスやネックレスも中国の人からのほうが受けが良かったり。

元々、万人受けするタイプではなかったけどこの私の個性を認めてくれてこのままの私で、やりたいことやっているのを認めてくれる人たちがいるんだな～と自分の居場所を見つけたような感覚になった。
中国の友達の一部に私のやりたいことを話した時も「桃子は、自分でやりなよ！」「桃子ならできる！」って言ってくれる人ばかりで。。。
なんで私自身が自信がないのに周りの人は、「私ならできる」って自信満々に言い切れるんだ？！と不思議にも思えたけどｗ
しかも、ありがたいことに協力する！って言ってくれる。（泣ける！！）
こうしてニッチな世界でもやりたいことをやればいいのかと思えるようになっていった。
そして、ある日の営業会議に出ていた時に「あ、もう私の居場所はここじゃないわ～」って思ってしまったのである。
・毎月数字を追いかけるのも疲れた（長いことやり続けたからね）
・数字を達成したからって大して給料が上がるわけでもない（どこの会社へ行っても一緒）
・一応仕事用とプライベート用の洋服を分けていたのでもう好きな洋服だけを着たい（服が多すぎ）
・やりたいことだけに時間を使いたい（会社員には無理ってもんよ）
・モチベーションが上がらない（これ一番ダメなやつｗ）
このまま自分のやりたいことではないことに時間を費やしていいのか？！
そろそろ自分自身に圧をかけて生きるの止めて解放してあげてもいいのでは？と思えてきた。
自分自身に圧をかけていた理由って“先の見えない不安”からだ。
会社員を辞めたら毎月の給料が無いから生活はどうするの？とかそんな理由ばかり見つけて逃げていたからだ。
幸い？私には日本に留まっていないといけない理由もないし守らないといけないものも持っていない！！
ダメならダメで全部捨ててやり直せばいいじゃんってようやく思えた。
それで、プッっと糸が切れたかのように営業会議が終わってそのまま速攻「私、退職します！」って口から出てしまったwww
こうして私は会社を辞めることになった。
どうなるか？そんなのは分からないよwww
なんとか、なるようになる、いや、なんとかするのも自分次第。
なんとかしろよ！！（マジでやれ）

■知之者不如好之者，好之者不如乐之者。
会社を退職することを友達、知人、社内のメンバー、取引先などに伝えたときにこんなことを言われて気づいた。
「やりたいと思えることがあることが羨ましい」
そうか、「やりたいこと」を見つけるってのも簡単ではないのかと。
「これが好き」とかは誰でも持っているけど「これがやりたい」それを仕事にしたいと思えるものをある程度年齢がいってから見つけるのは意外と難しいことなんだなと。
だから、やりたいことを見つけられた私はラッキーなのかもしれない。
そして、やりたいことが自分自身がただ単にやっていて“楽しい！”と思えるものってのもいいことだ。
子曰“知之者不如好之者，好之者不如乐之者。”
（子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず）
ありがたいことに応援してくれる人たちも沢山いるのでこれからは、楽しみながら自分のやりたいことをやって行こうと思う。

※まだ有給があるんで一応会社員ですww（2019年12月まで）

その後の話は下記から。