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#成功の方程式

はない

と最近感じたのでお話しします。

よく見るこの絵ですが、生存して帰ってきた飛行機の箇所のうち、
補強すべき場所は銃弾が当たっていない箇所である、と言う意味です。
※その箇所に銃弾が当たってしまった飛行機はそもそも帰って来れていない

これはあくまで一例ですが、言いたいことは、本当に重要なことは当事者(この図でいうとパイロット)のみが知っていて、当事者の環境や能力を事細かに知らない上での統計的な情報や第三者からの情報は、正確性が低い、と言うことです。

世の中には自己啓発本やノウハウ本が溢れています。
これを見て筆者の考えを知ったりある程度のハウツーを参照するのは良いと思いますが、全く環境や能力の異なる他者のやり方であることは念頭におくべきです。

ただ、パターンの例で考えると学びがあると思います。

「Aさんは影響力がある状態でプライベートブランドを始めたから初期集客に成功、その後もマーケティングがうまくいったが、影響力のない自分が始めたとしたらどの部分がまずはネックになるだろうか」

こういった論点の洗い出し、キークエスチョンの設定などには大変役に立つので、一概に否定することは違うと思います。

またOWNDAYSの田中社長が討論番組で言っていた、
このセリフが心に残っています。

「ボルトと一般人が足の速さが30分変わることがないように、
同じ人間であれば実はそれほど能力的な差はない」

つまり、本質的な部分は諦めない心やひたすら行動するパッションであり、
ノウハウを優先することはやりたくないことから逃げているに近いと思います。

「成功の方程式はないので、同じ失敗をしないように気をつける」

これが冒頭、自分が感じて強く心に残った言葉です。
一律した成功の方程式はないけれど、同じ失敗パターンというのは無限にありうる、だから、先人から学ぶことが大切である、ということです。

人の行動には必ずその先に理由があり、世の中は綺麗なことばかりではありません。

情報過多なこの社会で、前提条件や自分が学びたい観点をしっかり理解した上で、コンテンツの消化に進むことが大切だ、そう感じたお話しでした。

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