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力ちゃんの「くまのレストラン」

昨夜、力一さんが「くまのレストラン」というゲームの配信をしてくれた。
私はこのゲーム、前に誰かのを少しだけ見ただけで内容は知らず、ほぼ初見状態だった。
最初に注意喚起が出るくらいなので、パッと見の印象よりはしっかり残酷な場面があるんだろうなと思いながら見進めた。

ゲームをラストまで観た印象としては「生死というものにしっかり踏み込んだ感動作にしようと決めて作ったんだろうな」という感じ。
リアリティとか、人間の内面を深く描いくと言うよりは、「普通のゲームよりしっかり人間を描きました」みたいな印象。

大切な存在を亡くしたときを思い出したり、これからの事をしっかり考えるような作品でもあった。
流行り物の映画やドラマもそうだけど、この手のものを「死んじゃてかわいそうー、泣いたー、感動ー」で済ませることが出来るのは、大事な存在の死がよほど他人事な人くらいだろう。

力一さんも割と内容の重さに驚いてたように見えたけど、感傷に浸る感じにはせず「面白いピエロさんの楽しい配信」であろうとしてくれてたし、だからといって内容を茶化すことはせず、まっすぐ誠実に物語に向き合ってくれていた。
相変わらずセリフ読みが天才的にお上手で「こんな咄嗟にキャラクターの声を振り分けて完璧に読みこなせるんだ」と驚いた。
「神様どうしましょう、やっぱり私の推しは天才です」て思った。

人間たちの複雑で理不尽でしがらみだらけの一生と、ネズミのシンプルな一生の対比が良かった。

猫のご飯の思い出の中で力一さんが毎回「ゴハンくぅーだしゃいっ」ていうの可愛かったな。可愛いキャラクターがたくさん出てくるゲームだった。
初見が力一さんで良かった。

そのうち同じ作者さんの「メグとばけもの」もプレイしてくれるらしいけど、同じテイストなんだろうか?こちらも全くの初見なので楽しみ。

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