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ジョー・力一になりたい

人生を記録したフィルムがあるとしよう。 それにグサッと釘を刺すようなイメージ。 それくらい強い影響を受けた人物が、過去数人いる。 いい意味でも、悪い意味でもね。 その中の何人かは「憧れ」という意味での影響で、画家や小説家やミュージシャンがほとんど。 私は、憧れや好きの気持ちが強いほど「その人になりたい!」と思ってしまう。 その人の言葉を吸収し、好きなものを調べ、発想のルーツを追い、ファッションを真似、仕草や口調まで研究する。 今の私のほとんどは、過去に憧れた人たちから

    • 「ムーミン谷の夏まつり」〜初めてムーミンの本を読んだ人の感想文

      * ネタバレ少々 最近発売されたスナフキンのゲームの実況を見てミイのことが好きになったので、生まれて初めてムーミンの本を読んでみた。 ムーミンは、アニメの再放送を見たことがあるくらいで、ほぼ何も知らなかった。 昔ムーミンの原作本が大好きな友達がいた、という記憶はある。 やたらグッズが人気で、ムーミン好きすぎてフィンランドに行く人までいるとか、その程度の知識。 そんなあたしが、何も知らないまま、どの本がいいかも調べず、たまたま見つけたのを買った。 「ムーミン谷の夏まつり

      • 錦鯉 長谷川さんとムーディー勝山さんとジョー・力一さんは、白以外の全ての色をしたスーツを着ている

        最近読んだ本に「この世にある物はみな、そのもの自体の色を吸収し、それ以外の色を反射している」と書いてあった。 どういうことかと言うと、まず、それぞれの物には固有の色があると。 ここまではいいよね。 で、物ってのは、自分自身の色は吸収してしまうのよ。 吸収された色は、我々は認識できない。 見ることが出来ないわけ。 で、自分の色じゃない色は反射するわけね。 我々はその”反射した色”を見ているというわけ。 雑に例えると、犬が食べちゃったドックフードは見えないけど、犬が食べなか

        • あたしはいつも、思い立ったらすぐに本を買う

          このあいだ急に「短歌とか川柳とか俳句とかを作ろう」と思い立って、直ぐに季語の辞典を買った。 いきおいで買ってから短歌を作るってことで落ち着いたので、季語辞典はいらなかったなーと思ってたけど、開いてみたら割と使えそうでよかった。 季節ごとの季語の欄と「こういうの使いそうじゃね?」ていう単語が並んだ一般後の欄がある。 あと、古本だから前の持ち主が栞にしてたらしいお菓子のリーフレットが挟まってて嬉しかった。 木苺かわいいね。 岡山のお菓子屋さんだって。 「季節ごとのお菓子が揃

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          「お前らがノーブラがどうとか騒がんかったらこっちもブラ着けんでええんちゃうんか」てずっと思ってる

          最近ちょっと夏の気配がするようになったのを体が察したのか、急に昨日今日と続けてカレーを食べた。 夏になったらカレーを欲するのはどういう原理なんだろう。 自然と「なんかカレーだな」と思うから不思議。 あたしの食欲のセンサーは敏感に季節の変化を察するのだけど、服を選ぶ方の脳は全くその敏感さがないらしく、毎春、毎秋、余程気をつけない限りベストな服を選べた試しがない。 あたしはいつも、昨日と一昨日の記憶で服を選んでいるからね。 昨日一昨日に着ていた服は、当然今日も切れると思って用意

          「お前らがノーブラがどうとか騒がんかったらこっちもブラ着けんでええんちゃうんか」てずっと思ってる

          1000文字の短歌はじめました

          昨日、朝目覚めた時「短歌って良くない?」と思った。 何がかは分からないけど、短歌をやり始めることで、自分の中の何かを形にできるような気がしたのだ。 正確には最初から「短歌!」となったのではなく、俳句とか川柳とかあそこら辺のやつ、みたいな思いつき方だった。 で、目覚めてちょっと調べた結果「短歌だな…」となった感じ。 あたしの中で短歌といえば寺山修司か石川啄木くらいで、読んだことはあっても書いてみようとは思ったことがなかった。 特に「短歌いいよね!」とも思ったことは無かった。

          1000文字の短歌はじめました

          映画「ヴィーガンズ・ハム」は人肉食べる系の映画なのに、ポップコーンを美味しく食べながら観れる

          ※ネタバレあり 世の中には「人肉食べる系」の物語が幾つかあり、その中で「人肉おいしい系」と「人肉まずい系」の二種類に分かれるわけだが、「ヴィーガンズ・ハム」は「人肉めっちゃおいしい系」である。 そして、「人肉食べる系」のほとんどは「ホラー系」と「サスペンス系」に分かれると思うが、「ヴィーガンズ・ハム」は「コメディ系」である。 少なくとも今まで私が観た「人肉食べる系」の映画は、どれも暗い室内でグチャグチャドロドロしながら如何にも気持ち悪く解体したり、解体してる人がサイコパ

          映画「ヴィーガンズ・ハム」は人肉食べる系の映画なのに、ポップコーンを美味しく食べながら観れる

          ショートコント

          最近SNSで見かける「ショートコント〇〇!て頭の中で言ってからやると緊張しない」みたいなやつについて。 最近コレでCMも作られてたね。 最初に見たのはどこの何だったか忘れたけど、要するに何か緊張する場面とかストレスのかかる場面では、最初に「ショートコント〇〇」と頭の中で言って、コントをやってるつもりで進めるといいよ、みたいな話である。 これって、前にこの記事の中でも書いた「自分にキャラクターを下ろす」てやつよね。 苦手な場面に立ち向かう時は、普段使い慣れた”自分の人格”

          モンティ・パイソンみたいなおばさんはホントにいる

          モンティ・パイソンがネトフリで観れると言うのが、SNSで少し話題になってる。 モンティ・パイソンは、DVDBOXを持ってるくらい好き。 なんせ、昔のバージョンの日本語吹き替えがめちゃくちゃに面白い。 あの時代の吹き替えで面白いと言えば、錚々たるメンバーが本編のセリフを無視して勝手に喋りまくることで有名な「Mr.BOO!」だけど、モンティ・パイソンも同じノリで”日本語吹き替えが面白すぎて本編を超えている”と言われている。 吹き替えのメンバーは、山田康雄さん、納谷悟朗さん、

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          私が生まれた日の法要で桜を見た

          自分の誕生日が親戚の四十九日法要と重なった。 なわけで、今年の誕生日は朝から喪服を着て出かけることになった。 今回亡くなったのは、去年亡くなった母の妹。 母が亡くなる前後にとてもお世話になったし、気にかけてくれた人だった。 その人が、母の一周忌を待たずに亡くなったのは流石にキツかったなぁ。 母の時は入院したり色々あってからだから、ある程度の覚悟があったし、気を張ってたし、やるべき事も沢山あったからなんだかんだして紛れてたけど、今回は急だったし、立て続けだったので、葬式の後し

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          百閒先生くらい あたしも決められたくない

          内田百閒先生の「阿呆列車」が好き。 百閒先生は、現代の面白エッセイの原型を作った人だと思ってる。 今の人間が見ると文体が古めかしくて難しいように見えるけど、書いてる内容は「気難しくてややこしいジジイ(自分)が色々と難しいことを言い、そのせいでドタバタし、散々な目にあったり、良かったり、悪かったりする」ていう旅エッセイ。 自分のことを「ややこしいジジイ」として客観視して書いてるし、その自分に振り回される人も憐れみつつ面白く書いてある。 そこが読み取れないと「なんて堅物の嫌な

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          お便りの書き方(あたしの場合)

          あたしは、にじさんじのジョー・力一さんのラジオにお便りを出している。 それが、人生の楽しみのひとつになっている。 あたしにとって力一さんのラジオにお便りを書くことは、日々の仕事と同じくらいの優先度がある。 他の人のところへお便りを出すことには、ほとんど興味が無い。 中学くらいの時にオールナイトニッポンとかにハガキを出したことが数回あるけど、それ以降は全く無く、今もほぼ、力一さんのラジオにだけ出している。 今調べたら、もうかれこれ3年くらいお便りを書いてきたらしい。 長い。

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          ギャンブルって怖いよね(そういう意味ではなく)みたいな話

          世の中にはギャンブルにハマる人とハマらない人がいると思うんだけど、私は完全に「ハマらない人」だと思う。 ハマらない理由を考えるに、おそらく「お金が増えて嬉しい」よりも「お金が無意味に減って嫌だ」が勝つからだと思う。 「負けたら点数が減る」とかならまだしも、お金が減るのが意味わからんので、やらない。 てか、やれない。 なんか、無くならなくても良かったはずのお金が無くなるの、すごく嫌じゃない? 使うとこが違ったら、服とかご飯とかそういうものになったはずなのに、自分が「ハズレの

          ギャンブルって怖いよね(そういう意味ではなく)みたいな話

          思いつきで住之江競艇に行った話を1000文字で書いた

          住之江競艇場に来た。 入る時に100円払うんだけど、払ったところでポッキー貰ったので、結果得した。もう得した。 競艇場はたしか、にじさんじとのコラボがあった時に2回来てるから、3回目。 前に来た時はどっちもめちゃくちゃ楽しかった記憶があるので、また来たいと思ってたけど、なかなかタイミング合わなくて半年以上ぶりくらいになった。 朝起きて急に「…ボート」てなってそのまま来た。 久々やんけ住之江競艇。 ビール値上がりしとるやんけ。 しかも昨日からやんけ。 まぁええ。 そして

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          春のベランダの話を約1000文字で書いた

          急に春になるもんで、色々追いつかないよね。 来週あたし喪服を着る機会があるんだけど、どれくらいの感じで用意しとけばいいんだろうか。 ベランダの鉢も、雨の間の2日くらい目を離してただけでめっちゃ伸びたり花咲かしたりしてる。 種から育ててた水菜と、買ってきた小松菜の切り落とした根っこのとこを植えてたやつが、急にヒューッと長くなって、菜の花みたいな黄色い花を付けてた。 それをちょっと切らせてもらって瓶に挿した。 ミントも育ってきてたので、切って挿した。 ミントはね、こうやって

          春のベランダの話を約1000文字で書いた

          ラジオ「空昼ブランコ」に送ってボツになった東ハトのふつおた

          以下は、2024年3月31日配信「ジョー・力一のラジオ 空昼ブランコ」に送って、ボツになったお便りです。 力一さん皆さんこんにちは。 今日は、ふと気付いてしまった違和感について聞いて頂きたく、お便りしました。 先ほどわたくし、東ハトのオールレーズンを食べておりました。 そして外袋を何気なく遠目に見ておりました。 すると、小さくこう書いてあるのが見えたのです。 「〇〇たっぷりのおいしさを お楽しみいただけます」 〇〇の部分は漢字です。 「よく見えないこの2文字は…栄養か

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