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【読書記録】続ける思考/継続できる力は無敵だ

出会いは突然に

それはなんでもない普通の朝の出来事だった。
仕事に行く前に少し時間があったので、noteがおすすめしてきた記事を読んでみた。ありひとさんの読書メモである。

「続ける思考」
まぁ、ビジネス書によくありがちなタイトルだな〜くらいの印象だった。
(偉そうに申し訳ない。。)
タイトルだけで言えば、もし時間がなければわざわざ読んだりしなかっただろう。
今思いえば、この朝にこの記事を読む余裕があって本当によかった。というか、助かった。
この記事を読まなければ、この本と出会うこともなかったかもしれない。いや、ベストセラーになっているのでいずれお目にかかれることはあったとは思うけど、時間はかかったかもしれない。私はもっぱら図書館派で新刊にはあまり興味がない人だから。とにかく発売から1ヶ月で出会えたことのきっかけになったのは間違いないので、ありひとさんには感謝しかない。

そして記事を読むや否や、Amazonプライム配送なんて使ってる場合じゃない!早く買わなくては!と思った。全私が全力で「買え!今すぐ買え!」と大合唱していたのだ。そして仕事帰りにジュンク堂で無事購入。(ちなみに在庫は残りたった2冊だった)

感想

前置きが長くなってしまい申し訳ない。
私がこの本を買うことにどれだけエキサイティングだったかを知ってもらいたかったのだ。

さて肝心な感想だけど、
「今までの(ざっと20年近く)私のコチコチに凝り固まっていた葛藤を、アルプスの雪解け水のように変えてしまった」
一言で言えばこんな感じだろうか。(全然一言じゃないけど)
これじゃ、よく分かんないですよね(笑)
では以下詳しく。

ここ20年近く、私は大小様々な習慣化を成功させてきた。
その以前は3日坊主どころか、1日で挫折するような人間だったのに。
自分的にはそれを「すごい」とは思っていても、それ以上に「じゃあ、続けていて何を成し遂げたんだろう?」と思うことの方が多かった。

例えば英語の勉強がいい例だ。20年間文字通り1日たりともサボったこともなく、それなりのTOEICや英検の資格も取得したけど、別に今は英語に関連するプロフェッショナルな仕事はしていない。そういう仕事をしようという目的もない。
「目的もないのに毎日それをするって意味があるんですか?」って、ひろゆき風な人に言われたら完全に論破だ。

でも習慣化した行動というのは膨大な時間が経つと共に、自分の大切なパーツの一部となるものだ。まるで手足や目や鼻のように。目的がないと分かっていてもやめられるモノではないのだ。「目的などそんなの関係ねえ!」くらいのレベルである。
だから悶々と葛藤していた。
「虚しい。。でも続けたい!」

でもこの本を読んでそんな葛藤が一瞬にしてどこか宇宙にぶっ飛び、生まれてはじめてと言っても大げさじゃないくらい自分史上最高の自己肯定感を得ることができたのだ!

「続ける」ことは趣味。

「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考

なんというパワーワードなんでしょう!!!
「続けること」を趣味にしてもいいだなんて、今まで20年間まったく気づかなかった。おそらく気づけなかったもしれない。
著者の井上新八さんと同様、私の頭にも電流が走った。
稲妻級の衝撃であったし、ある意味パラダイムシフトだった。
これからはひろゆき風の人に何か言われても「継続することが趣味なんで」の一言で逆に論破できる。だって趣味なんだから。誰も何も言い返せやしない。

「目的」と「手段」というのは、どうしても「目的」が主役になりがちだ。つまり「手段」は「目的」をサポートする助演役者だ。
でも、もう私は主演ができないという劣等感も迷いもない。
これから堂々とこの「続けること」という目的のない手段を演じていくのだ。助演だって賞をもらえるからね。主演を食ってしまうこともある。
もう「手段」をバカにするのはやめないか?(自分に言ってます)

私は、
「続ける」ことが大好き。
「続ける」ことが楽しい。
「続ける」ことが得意。

今はもう自己肯定感で溢れてニヤニヤしているくらいだ。
年もまだ明けていないけど、すでに新しい自分になった気分であり2024年が始まるのが楽しみでしょうがない。

長々と「継続が得意」サイドからの感想を述べたけど、この本は「継続が苦手」サイドの人にも最強の味方である。なぜなら継続することのハードルを思いっきり下げてくれるから。だから継続に迷える子羊たちにも全力でおすすめしたい。

この本との突然の出会いは、まるで素敵なクリスマスプレゼントをもらったような気分だったな〜
読書記録を書いてくれた「ありひと」さんと、著者の井上新八@shimpachiさんに感謝しかいないです!ありがとうございました。

こうやって私の読書記録も誰かの何かのきっかけ作りにお役に立てれば嬉しいです。

最後に
「私の趣味は継続です」





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