おいっす、しんあらです。
　今回はEP『流れる街、君を想う』をリリースするという事で収録される曲について勝手に語っていこうと思います。

EP全体について

　まずEP全体についてですが、ライブで演奏してるけど音源化してなかった曲たち4曲と新しい2曲が収録されています。Gt./Vo.のホシノユウダイのXのポストによると、

「電車、車からぼーっと流れる街を見ながらあなたの事を考えてたりしてたんです。そんなEPです」

ということらしい。まさにどの曲も誰かを想っている曲。是非このEPを通して大好きな人、忘れられない人、大切な人、それが友達でも家族でも恋人でも誰でも良いから想い出して欲しいです。

　次に一曲ずつ語っていきます。

1曲目「Love」

　この曲はライブの定番曲で30秒くらいのショートチューン。メロコアあるあるだと思いますが、2ビートでテンポが速く短い曲って最高ですよね。しかも文字通りラブソングなので刺さる人は多いのでは無いでしょうか。個人的にレコーディングも早く終わった曲だし、疾走感があって1番音源としては気に入っています。ちなみに歌詞は何言ってるかあんま分かってないっす。ちゃんと今回リリースして知ることになります(笑)

2曲目「江ノ島と」

　この曲はOhmに加入してから1番最初に制作に関わって、1番最初に音源を世に出せた曲です。歌詞は切なく、でも疾走感があってドラムもOhmの中では難しい方で気に入っています。

(曲の詳しい解説は下記の記事をご覧ください)

　自分語りになってしまうけど、僕は江ノ島にあまり行った事が無いし、江ノ島デートもした事無いし、タバコも吸わないけどこの曲で過去に好きだった人を思い出します。それは高校卒業直前から大学生になるまで自己肯定感の低かった自分を支えてくれた人。この人がいなければ、色んな場面で心が折れていただろうし、今の自分は存在しない。尊敬してるし、感謝している。真面目で努力家で、素直で夢があって、笑顔が可愛くていつもキラキラしていた。良いところもダメなところも全部受け止め合って、支え高め合ってずっと一緒に居られたら良いなと思っていた。ただ上手くいかなかった。お互い若いし、人生経験が浅いし、何より家族と思えるくらい親しかったけど、お互いを知っているようで知らなかった。
　上手くいかなくなってから、その人とは会えなくなってしまって、その間僕は沢山曲を書いて、色んなバンドを転々としてOhmに辿り着いた。そんなバンドを始めてしばらく経ったある日、たまたまその人に会える機会が出来た。それも江ノ島で。でもその人はもう自分の知っている人では無かった。先にも書いた通り、知っているようで知らなかっただけなのかもしれない。夢があって素直だったその人は現実的になっていて、どんな言葉を僕がかけても変わらなかった。夢は叶うと思い続けていて欲しかった。でも歌詞にもあるように僕なんか見えていなかった。僕の目には君しか写っていなかったのに。もう好きではなくなってしまった。
　僕は泥臭く夢を追う人が好きだ、だからこそバンドをやって、大好きな仲間に囲まれている。僕は変わった、その人のお陰で。ライブで演奏する度、音源を聴く度にそんな事を思わされるし、そうなったきっかけを想い出す、そんな曲。
　ちなみに素直にだいすきと言葉に出来るようになったのもだいすきという言葉が口癖になったのもその人のお陰。
　あなたも気持ちが届きそうに無い大切な誰かか、大切だった誰かを想って聴いてみて下さい。

3曲目「弱いまま」

　この曲は完全新曲でOhm1番のアツい曲だと僕は思ってます。まさに聴いてくれる"あなた"を想う曲。ドラムをレコーディングした時は自分のだいすきなバンド、Sunny Girlやジ・エンプティのライブを見た日の深夜で、この曲は特に力を込めたかったので時間もかけた。満身創痍のようなパワーのある音を表したくて1番最後に録ったし、Ohmの中でもかなり手数が多い。普通に難しい。ライブでコーラス歌うのも絶対キツい(笑)
　歌詞もGt./Vo.ユウダイくんのよくMCで出てくる言葉や口癖のようなものが現れている気がする。僕らはArakezuriやKANA-BOONのようにヒーローにはなれないけど、君を想ってるし、君が悲しんでいる時、どんな時でも問答無用で手を取るから、僕も弱いから君も弱いままで良いんだ、一緒に生きていこう。みたいな気持ちが込められていると思う。僕はそんな言葉が出てくる彼に共感してるし尊敬しています。
　是非大切な誰かを想って聴いてください。僕らは大切なあなたに向けて届けます。

4曲目「starlights」

　ザ・シンガロング曲。ミドルテンポで8分の6拍子。割とアツい曲にありがち(笑)
　この曲もライブの定番曲となっていて、Ohmで1番の泣き曲だと思う。勝手だけどこの曲は僕とげんちゃんが加入するまで1人で活動していたユウダイくん自身へのエールのような曲だと思っている。そして今活動する僕らへのエールに変わったと思ってもいる。
　今は届いてないだけ、昔から輝いているからあなたはあなたのままで大丈夫だよ、そんな曲です。
　音源のコーラスは僕も歌ってます(笑)

5曲目「時々」

　Ohm1番のキュンキュンソングです！そしてアウトロ以外ドラムもギターもベースも簡単だと思う！！！バズれ！！！(笑)
　歌詞もだいすきな君への全肯定ラブラブな言葉満載！！！全部好きって言ってあげるし、てか言いたいし僕のことどう思ってんの！ねえ！時々ドキドキしたいね！！！
　MVもホリックで撮ってるし、店長のひろみさんはドキドキときめきってずっと言ってた(笑)
　だいすきな人のことを想って聴いてください！！！そして拡散してください！TikTokで踊ってください！(笑)
　いつか女の子にも歌ってもらってデュエット的な感じにもしてみたい。
　MV沢山みてね！ぶりっ子し過ぎて恥ずかしい黒歴史！
(落ちサビの所に心臓の音が入ってるの気づいたかな？)

6曲目「限りなく青になって」

　新体制初の再録になります。ライブでもやらない事はほぼ無いし、この曲を好きで居てくれる人は多いのかなと思ってます。ドラムもタイトでカッコよくて好きだし、コーラスも好きです。ライブアレンジも好きです。ちなみに過去の音源とではフレーズも叩き方もかなり変えています。1番音源にする際もこだわりました。しんちゃんVer.と思ってもらって構いません。
　歌詞はきっとユウダイくんの過去の恋愛なのでしょうが難しいので意味は分かんないっす。夏の曲。ネイビーブルーとかOhmは青多いですよね。

あとがき(?)

　以上全6曲を語りました。主観が激しいです。ある意味僕、しんちゃんのパーソナルな部分を少し表せたのかなと思います。リリースまで時間がかかった分、想いも力もこもってるので沢山聴いてください。そしてライブハウスでも会いましょう。リリース東名阪ツアーもあります。

　実はこのEPに入らなかった新曲も、更に新しく出来ている新曲も沢山あるので是非今後のOhmを楽しみにしていてください。僕も作詞作曲してます^_^

　(ミックス、マスタリングとレコーディングをしてくれたPmEはるきくんありがとう！沢山褒めてくれてありがとう！会いたい！)