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2ヶ月間のリモートワークをふりかえる

リモートワークをはじめたころに上のような記事を書きました。

1月上旬から3月上旬までの2ヶ月間。
里帰り出産の関係で、リモートワークをしていました。
(なお、この間に1週間だけ登壇や役所に行くなどの関係で戻ってきてはいます。)

このような長い期間リモートワークをするという機会は初めてだったので、この2ヶ月をふりかえっておこうと思います。

リモートワークをした理由

今年の1月に次女が産まれたのですが、今回は里帰り出産でした。

里帰り出産の理由は、我が家には長女がおり保育園にいっているわけではありません。さすがに、妻や子供のサポートがある方が良いだろうということで選びました。

また、里帰り出産で義理の両親にすべてをお願いするのは厳しいですし、私も家族と離れてずっといるというのもどうかなと思いました。

私は、裁量労働で(基本的に)労働時間帯は自由ですし、(基本的に)リモートワークOKだったので、里帰り出産でリモートワークをしようと決めました。

リモートワークで使った機材

今回、リモートワークで使ったのは次のとおりです。

- 会社のPC(Macbook Pro 15inch)
- 自前で購入したディスプレイ(PayPayのキャッシュバックで購入)

会社のPCは、メインPC(iMac Pro)・会議用PC(Macbook Pro 13inch)・自宅作業用PC(Macbook Pro 15inch)の3台があり、今回は自宅作業用PCを持っていきました。

当初の予定と実際

当初の予定では、次のような感じでした。

・妻と娘は出産予定の約2ヶ月ちかく前(11月下旬)に里帰り
・出産予定日の1週間ぐらい前に現地に向かう(1月上旬〜中旬)
・現地に行ってから出産して退院するまでリモートワーク
・退院後1週間おやすみ
・おやすみ明けから1週間ほど働いて一旦自宅に帰り(2月上旬)、みんなで帰る頃(3月頃)に迎えに行く

実際は次のような感じでした。
当初の予定より長くリモートワークをしていた感じです。
理由は、退院後に私がいなくなると子供や妻の面倒を見る人が減って大変だからという理由です。

・妻と娘は出産予定の約2ヶ月ちかく前(11月下旬)に里帰り
・産まれそうとのことだったので、1月の正月明けに現地に向かう(この日は産まれず)
・1月上旬から2月上旬までリモートワークをおこなう(退院後1週間はおやすみ)
・2月上旬に1週間自宅に帰る(登壇・市役所と病院めぐりなどをする
・戻って2月中旬から3月上旬までリモートワーク

リモートワークしてた頃の働き方

だいたい次のような働き方をしていました。

- 4:00:起床
- 4:10 - 8:00:仕事(次女が泣いたら対応)
- 8:00 - 10:00:朝食作り、朝食、片付け、長女の着替えなど
- 10:00 - 12:00:仕事
- 12:00 - 13:00:昼食作り、昼食、片付けなど
- 13:00 - 15:30:長女と散歩(公園めぐり)
- 15:30 - 17:30:仕事
- 17:30 - 20:00:晩ごはん、お風呂、歯磨き、寝かしつけなど
- 20:00 - 21:00:就寝へ

みんなが寝ている時間に起きているため、子供が起きている時間で私がいないのは1日のうち4時間ぐらいといったところです。

寝かしつけの後に起きて仕事をするという手もあると思いますが、寝かしつけでだいたい私も寝てしまうので朝早く起きることにしました。
一旦寝てしまったのに起きて仕事をするというのはつらいので。

なお、朝起きるには、スマートウォッチでアラーム設定をしておきました。
4時前になるとスマートウォッチが振動し、4時に再度振動する感じです。
これは目覚ましをして私以外も起きてしまうのを防ぐためです。
//多分目覚ましなってもみんな起きないんですけど。

なお、寝坊したことは特にありません。

上の時間を足してみるとわかるのですが、一日8時間労働してないぐらいの毎日でした。

睡眠時間不足について
個体差はありますが、新生児はあまり長く寝てくれません。
数時間単位で起きてしまいます。

20時(21時)〜4時は妻が主に対応をし、4時〜8時は私が主に対応をするスタイルにしました。
その結果、ある程度の長さ寝る時間がそれぞれできて、妻もある程度睡眠不足にならなくてすみました。


ミーティング
ミーティングはMeetを使って参加していました。
Meetだと複数拠点でミーティングもできるので、私以外にリモートワーク(自宅作業)をしている人がいてもできるので非常に良かったです。

メンバーの誰かがリモートワークだからミーティングを別日にするといったことは(ある程度)なくなりました。

育休について

昨今とっている人も増えてきている育休ですが、私も当初考えました。
しかし、給与が100パーセント保証されるわけではなく、2カ月の間とるというのはためらいました。

また、2カ月間での社内の変化を復帰後にとろうとするのも、厳しいかなというのもありました。

育休における復帰後のケアも昨今の課題といわれてると思いますが、特に変化の激しいIT業界だとなかなか難しいなとは思っています。

リモートワークで2ヶ月ほど働いてよかったことと課題

良かったこととしては次のようなことがあります。

- 子供の面倒や子供と遊ぶことがすぐにできる
- 人にあまり会わないので病気にはなりづらい
- 出社時間0分(起床後すぐに仕事ができる)

やはり子供と一緒にいられるというのは良かったです。
あと小さい子供がいるので、感染リスクが少なくできたというのはよくて、里帰り出産中、誰1人病気になりませんでした。

どれぐらい人に会ってないかというと、家族をのぞくと一日だいたい2人か3人に会うかぐらいだと思います。


リモートワークでの課題は次の用な感じでした。

 - 常に家におり仕事におけるコミュニケーションが減る
 - 仕事のオンオフがしづらい 
 - 移動時間が0なので読書などをするタイミングがない 
 - 運動量が減る 
 - 会食など物理的に会わないといけないものはできない

リモートワークでMeetを使ってミーティングはできます。
ただ、雑談も含めてコミュニケーションはできません。なので、どうしてもそのようなコミュニケーションは減ってしまいました。

あと、私にとっては通勤時間が「仕事のオンオフをする場」であり「読書の場」であるのですが、それがなくなってしまいました。

運動量についてですが、娘と毎日公園にはいっていましたが、いつもと比べて歩数はだいたい6割〜7割程度になってしまいました。


里帰り出産という自宅以外ということによる課題としては次のようなものがあるかなと思います。

- PC環境が会社よりは良くない
- 自身の家ではないことによる居心地感
- 近隣の土地勘の無さ

PC環境についてはお金をかければ会社同等にはできるとは思います。
今後も同じ場所で続けることがあるというなら、もっとコストをかけても良かったかもしれません。

なお、近隣の土地勘については2ヶ月いたことによりだいぶ詳しくなりました。
近隣の公園はだいたい制覇しましたし。

おわりに

リモートワークができたおかげで、子供と一緒にいれましたし非常に良かったです。

特に長女と毎日2人で公園などに遊びに行けたのは私にとって良い経験でした。
近隣の公園はほぼ制覇しました。

そのようなことができる会社で良かったと思っています。

働き方の多様性が求められる昨今。
休むのも1つの方法ですし、このような働き方も1つの方法だと思います。

子供が小さくて親と一緒にいる時間というのは一瞬なので、極力一緒にいる方法を取れればと思っています。

蛇足
リモートワークでいろいろなところで働けるようになりましたが、物理での移動にはまだまだ時間がかかるというのが難点ですね(帰ってくるのが大変でした)。

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