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Xデザイン学校ベーシック#5 ペルソナ/シナリオ法

マンガ好きのUXデザイン勉強中のへいちょー(toda)と申します。

Xデザイン学校ベーシックコースに通っています。
講義で、自分の心に残った点を振り返るnoteです。
学んだことを、自分の好き/気になることにこじつけて考えたいと思います。


サービスをリアルに考えられているか?

「こんなものがあったらいいよねー」というレベルの事業案では、お金は払ってもらえない。

字面的には良さそうであっても、実際3回も利用するで飽きる、ではダメ。
本当にあったら使われるのか、リアルに考える必要があると思った。

また、講義で話されていた「橋をデザインするのではなく、川を渡るシステムをつくれ」という話に納得した。(都市伝説らしいが)

「川を渡れるものをつくろう」となっても、橋をつくらないといけないわけではない。
渡りたい人が20人なら船、100人なら水上バスでよい。1万人いて、はじめて橋が適切な選択肢になる。
実情にあわせて最適なものを提供する必要がある。

これも、どこまで状況を現実的に高解像度で考えられているか?ということだと思った。

リアルに考え抜く、ということで、京セラ経営者の稲盛和夫氏のエピソードを思い出した。
「計画はカラー映像で浮かんでくるほど考えろ」的な話があったはず。(たとえに時代を感じる…!)


以下、各チームのビジネスモデルの発表を見ながら、自分のチームのビジネスモデルの点検に使えそう、と思い浮かんだことを並べてみた。

・このサービスにお金を払ってくれるのか?
・誰がどう嬉しいのか?
(ディベロッパー・ステークホルダー含め)
・今後、需要は広がっていく?
(社会動向にマッチしてるか?)

・共感されるビジョンか?
・ビジョンとサービスがあっているか?
(課題に対して適切な手段か?)

・すでに既存サービスがある?
・ある場合、後発の勝ち筋は?
・既存サービスと違うところは?


インタビューで利用状況と変化をおさえる

講義前の宿題として、各チームのビジネスモデルのユーザーを探し、インタビューした。

以前よりは、上手に質問できるようになったのでは、と思う。

今回インタビューする際には、プレファレンス(目的達成のためにとる手段の好み)をなるべくおさえることを意識した。

ペーパードライバーだけど今後運転したい人にインタビューをしたのだが、
「クルマを自分で運転したい理由」をきいたのちに、
「なぜそれが他の手段ではいけないのか」も含めて聞けたのはよかったと思う。

だいぶ前だが、インタビューをはじめてやったときは、時間が続くかが心配だった。いまはむしろ、時間内におさめるのが大変だと思う。

以前、講義でも紹介されていた羽山さんのスライドに、「ユーザーインタビューでよく使う13の質問パターン」というのを見つけた。
(プレファレンスについても、No4に、「ほかの手段をとらなかった理由をきく」がドンピシャであった)
インタビュー後に発見したのが悔やまれるが、今後活かせそう。


講義で、ユーザーの固有の利用状況と、その変化をおさえるという話があった。

ペーパードライバーのストーリーでいうと、他の人に運転下手だと言われたり、途中で引っ越したりしたことで、行動が変化していた。(クルマに乗らなくなった)

このあとは、分析で得られた対象者のゴールに対して、自分のサービスを体験すれば、こんなにスムーズにゴールが解決できますよ、というシナリオを描いていく。

浅野先生が、前のワークのどこが不足していたかは、後のワークでわかる、と話していた。
今後のワークシナリオづくりを、「対象者を主人公にした物語がかけるレベル」と解釈すると、聞いておけばよかった、と思うことがたくさん出てきそうだなー…。


未来予測と教養

「自動運転が広がった世界で、儲かるところを探しなさい」という話が印象深かった。

「自動運転の世の中になる」「日本の人口が減る」などは確定した未来とした上で、先読みして動かないといけない。

「リンゴが落ちるタイミングはわからないが、このあたりにリンゴが2-3ヶ月以内に落ちる、ということはわかる」という表現を思い出した。

noteの深津さんが、「AIが広がったら、次に何が起こるか」と、考えたときに、
「過去の歴史から、ラダイト運動的なことが起こるのではないか?」と考えていて、いつもながら頭良いなと思った。
(こういうのが、浅野先生が教養と呼んでいたことだと思った)

終わり

終わりです。

チームでの活動は楽しいですね。この記事書き終わったあともチームワークです。
あと、今回の懇親会の話が一番参考になりました笑


ベーシックコースのnoteマガジン。
https://note.com/taro0077/m/m71f91023df1f

昨年度のビギナーコースのnoteマガジン。

https://note.com/taro0077/m/mf5a9fe82fe28


途中出た話/こぼれネタ



京セラ稲盛和夫氏のエピソード。(映像がカラーで浮かぶ、のくだりは公式サイトになかった)
他の話も、言い方には時代を感じるが、いまあらためて読むと違った発見がありそう。


羽山さんのスライド。スライドが異常なボリュームで、マンガネタが多い笑。
インタビュー質問のパターンもよかったが、「仮説があたった」のくだりは実務でなっている人が多い気がしてツラい。
スライドはこれ以外にもたくさんあって面白い。(内容はけっこう被っている)


りんごが落ちる話のくだり。


AIが流行った世界で何が起こるか。


以上!次回は10月!


うれしいです!