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毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年6月16日

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
娘たちは日本にお住まいの先生にZoomを使って毎週一回日本語を教えてもらっている。
日本語を教えてもらうと言っても、日本語の勉強というより日本語を使って算数や国語を勉強していると言った方が正しい。
この先生は世界中に生徒さんがいる先生で、Zoomを使ってなので子どもたちの集中が切れないように、途中で談笑していても上手に子供の意識を授業に戻したりそのテクニック、声かけ、関わり方には毎度感心させられる。
そんな娘たちの日本語学校、宿題をペーパーレスにしてiPad上で全て完結して、自分で提出、フィードバックの確認ができるようになってから取り組む姿勢が劇的に変化した。先生からもらった花丸のついた答案用紙をipadで見てニコニコ嬉しそうにする娘たちを見て、こんなにも変わるのかと驚いています。

【金融ニュース】

木曜日の株価は、連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的なトーンと中国の弱い経済データによってセンチメントが抑制され、後退した。

ジェローム・パウエル議長が、水曜日の一時停止に続き、ほぼすべてのFRB当局者が今年中に「ややさらに」利上げすることが適切であると予想したことを受け、米国ベンチマークの先物は下落した。ハイテク企業の多いナスダック100は、2023年に37%上昇した分の一部を削ることになった。

世界の鉱山会社であるアングロ・アメリカン・ピーエルシーとリオ・ティント・ピーエルシーは、中国の経済活動が5月に軟化したというニュースを受けて下落しました。欧州のストックス600では、投資家が欧州中央銀行のインフレ対策に関する次の政策発表を控えているため、テクノロジー関連の銘柄が低迷した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■欧州中央銀行、歴史的な利上げサイクルのホームストレッチに突入

・欧州中央銀行は、前例のない利上げキャンペーンの最終回となる可能性のある利上げを実施する構えだ。

エコノミストや市場では、木曜日に預金金利が4分の1ポイント引き上げられ3.5%になると予想する声が圧倒的に多く、インフレ率が目標の2%の3倍のまま、当局が借入コストをさらにどの程度引き上げるかについての指針に注目が集まっています。

■中国の景気回復が弱まる、工業や小売業の活動が鈍化

・中国人民銀行が経済活性化のために1年物の政策貸付金利を10ベーシスポイント引き下げ、2.65%とした。中央銀行は今週初め、短期金利を引き下げた。

中国の景気回復は、第1四半期にパンデミック規制が解除されたことで当初は活況を呈したものの、ここ数ヶ月は勢いを失っています。景気は、企業や消費者の信頼感の低下、不動産市場の低迷、世界的な輸出需要の鈍化など、多くの逆風にさらされています。

■オーストラリアのイールドカーブが反転、景気後退の警告サインに

・オーストラリアのイールドカーブは、金融危機以来初めて反転し、トレーダーは景気後退のリスクを織り込みつつある。

10年物および3年物の国債の利回りの差は、2008年以来初めて木曜日にマイナス2ベーシスポイントまで低下しました。この動きは、オーストラリアの雇用統計が予想を上回ったため、短期債の利回りが上昇したことに起因する。

【最後に】

1984年時点で、一般的な年収$20,000を稼いでいる人は、当時は大学に行くにも無料で、家賃など生活費、支出を払った後でもおよそ$12.000が残り、これのおよそ半分$6,000を2年間貯めることができれば当時の物件の平均価格$65.000の20%の頭金を払うことができた。
2023年現在では、一般的な給与は$90,000と4倍近くにもなる、ところが大学には膨大なコストがかかり学生ローン(年間$5,000の返済)があり、家賃、生活コストの上昇によって手元に残せる平均は$38,000。
さぁ家を買おうと思っても頭金を貯めるのに10年半かかる計算。
この状況で、結婚だ、子育てだを若い世代に求め、「今の若い世代は向上心がない」なんていうのはナンセンス。
むしろこの状況をいかに賢く生きるか、向上心を持って合理性高く生きるかに特化した世代なのだと思う。
それでは今日も元気な1日をお過ごしください。



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