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脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年4月9日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

好奇心を持つことが人生に彩りを与えてくれた。
インドの農村に住む子どもたちが英語、フランス語、韓国語、日本語を操り観光客を相手にしているのをみて驚いた。
第一子しか学校には行かせてもらえない子どもたちがそれをしている。
では学校に通っている子どもたちはというと、決して恵まれた環境じゃない。学校と言ったって小さなA4サイズぐらいの黒板を使い回して、椅子も机もない窓もドアもない掘立て小屋でニコニコしながら授業を受けている。

あるものに感謝する。
生きていくために知恵を働かせて生きていく。(時には観光客を騙したり)

のらりくらりと大学生をしていた自分にはこれ以上ない刺激だった。
インドに行って人生を見つめ直そうとかそんなつもりは全くなかった。
ただ、世界遺産が好きだって単純な動機だった。

英語が話せたらもっと広い世界を見たり聞いたりできるんじゃないかってシンプルな好奇心で留学。
気がつけばオーストラリアに来てもうすぐ丸20年、彩り豊かな人生になった。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする、転職や留学、移住、起業、アタマを柔らかくして自己実現の成功率が8割上がる「脳ストレッチ」はコチラ https://lin.ee/fpVjqiz

【金融ニュース】

米国経済が底堅く推移するなか、トレーダーが利下げ観測を後退させたため、世界の債券は下落、株価は小動きとなった。

国債利回りは、10年物が4.45%まで上昇するなど、各カーブで今年最高水準まで上昇した。金利スワップは、今年60ベーシスポイント程度の米金融緩和を示唆しており、2回の利下げが最も可能性の高い結果となっている。金曜日の時点では、3回目の利下げの可能性はまだ50%を超えていた。

投資家にとっては、米国のインフレ・データ、欧州中央銀行の金利決定、第1四半期決算の開始など、忙しい週となる。先週金曜日に発表された米雇用統計は5ヵ月連続で予想を上回り、FRBが利下げに忍耐強く臨むとの見方を強めている。次に市場にとって重要なのは、水曜日に発表される米消費者物価指数である。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■円に対するベット、過去17年で最高 152ドルの試練迫る

・投資家たちは、円相場が日本からの介入リスクを高める重要な水準に近づいているにもかかわらず、過去17年間で最も多くの円相場下落を予想している。

商品先物取引委員会の最新データによると、レバレッジファンドや資産運用会社が保有するネットの円ショートは、4月2日に終わる週に14万8388枚に増加し、2007年1月以来の高水準となった。

政府関係者が繰り返し日本の通貨下落に警告を発しているにもかかわらず、ショートベットが増加している。米国との金利差が拡大しているため、円はさらに弱くなる余地があるという投資家の確信が強調されている。

■インドはいかにして中国の成長の王座を奪えるか

・中国は減速しており、西側諸国政府は経済パートナーとしてではなく、ライバルとして見るようになっている。その南西部の国境では、もうひとつの台頭する経済が、世界の次なる成長の原動力としてその座を争っている。

インドの株式市場は活況を呈し、外国からの投資が殺到し、各国政府は14億人の若者を抱えるこの市場と新たな貿易協定を結ぶために列をなしている。ボーイング社などの航空機メーカーは記録的な受注を獲得し、アップル社はiPhoneの生産を拡大している。

楽観的な見方をすれば、インドの3.5兆ドルの経済規模は、17.8兆ドルの巨大経済大国である中国にまだ及ばず、追いつくには一生かかるだろうとエコノミストは言う。粗悪な道路、ちぐはぐな教育、お役所仕事、熟練労働者の不足は、欧米企業が進出する際にぶつかる多くの欠陥のほんの一部に過ぎない。

■年で10万ドル: 一般的な住宅所有者が6桁の利益を得た場合

・不動産価格の上昇により、オーストラリアの一部の都市では、典型的な住宅所有者がこの1年間で10万ドル以上の自己資本を得たことが、新しいデータで明らかになった。

最新のプロップトラック住宅価格指数によると、ほとんどの首都で住宅所有者が好調な市況を利用しようとしたため、より多くの物件が市場に出回ったにもかかわらず、3月の不動産価格は全国的にさらに上昇した。

オーストラリアの3月の住宅価格は0.34%上昇し、首都圏の中央値は0.4%上昇した。

この上昇は、オーストラリアの不動産価格が先月の上昇を上回り、過去最高を更新したことを意味する。

【最後に】

つい先日、インドはもうオワコンだというYoutubeを見た。
まさに記事が指摘している問題点を挙げていた。
そして今日、インドが中国を抜くという記事を発見。
「そんなの大した問題じゃないよ」という。
どっちが本当で、嘘かなんて話じゃない。
世の中、どんなフィルターを通してどんな情報が自分の目の前にきているのかよくよく見てみないとわからないよね。


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