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【少年漫画あるある】のこだわり

今回の漫画コラムは常日頃
シネマンガブラザーズYouTubeにて
掲載させていただいている
「少年漫画あるある」に対する思いを
赤裸々に語らせていただきます。

そもそも〝漫画〟や〝映画〟といった
カルチャーはぼくにとって最上級の娯楽で
最高の現実逃避〟だと思っています。

味気ないつまらない現実を忘れて
色鮮やかなドラマを楽しませくれる。
娯楽とは、時間を使ってお金を使って
自分の人生を楽しませてくれるものなので
出来るだけ良い現実逃避をしたい
つまり自分にとってプラスになるものを
たくさん観たいんです

もともと作品にすぐ影響される性質なので
出来るだけ鬱展開なものやダークすぎるもの、
超絶バッドエンドなものは
やはり自らすすんで見たくはありません
悲しい気分になるので笑
それでも、展開が斬新だ!、とか、
いままで見たことない手法だ!
とかだったら面白いと思うし
自分にとってプラスになるので
話は別ですけどね。
まぁでも、暗いストーリーは基本的に
あんまり苦手。

わざわざ自分の時間やお金を
使ってるわけですから
こりゃ超カッケー!!!とか
めちゃくちゃ感動した!とか
そういった見るだけで力が湧いてくるような
エネルギーを与えてくれるもの、
夢に溢れた世界感のあるものを
ぼくは消費者として観ていたいのです。

だからその点でいうと
少年漫画〟は本当に最高なんです!
夢しかない!

王道のストーリーは、
主人公に夢や目標があって
それに向かって日々努力し
仲間を助け・仲間に助けられ
少しずつ周りに認められて
最後は夢や目標を達成していく。

少年漫画は〝サクセスストーリー〟だからこそ
多くの人々の心を鷲掴みにしているのだと思います

もちろんジャンプ一つとっても
作風やストーリーの傾向・流れが年代によって
少しずつ少しずつ変容を遂げているので
最近は単なるサクセスストーリーでもなかったり、
戦いの動機が複雑化していたりもします。

ここ数年は、最強クラスの味方キャラや
ストーリー上、重要なキャラクターが
難敵に敗れ去ることで物語に緊張感を生み、
それが主人公を成長させるきっかけになるなんてことも。
え!?ここでお前が死ぬの!?っていう
予想だにしない展開の裏切りは物語に
強すぎるアクセントとメリハリをつけてくれます。
「死」がもたらす緊張感によって
作品内のキャラクターにも尊さが生まれます。

最近の傾向といっても、
そういえば現代の売れっ子漫画家さんたちは
気づけば自分と同級生くらいの年齢であることに
驚いているのですが、
(漫画家は一生、年上だと思ってた)
それはつまり同じ時代を過ごして
似たようなカルチャーに
影響を受けてきた〝漫画家第7世代〟が
作り出した新たなストーリー展開だと思うのです

最近の傾向は「友情・努力・死」だなんて
よく言われていますがそれこそが
僕ら世代が作り出した新たな少年漫画の
魅せ方なんでしょうね
戦う理由も正直、昔に比べると
随分と複雑化しているようにも思えます
単に強いやつとやりてェから!じゃない
戦いが増えてきたように感じます
それでも様々な問題に葛藤し、
もがき苦しみながらも強くなろうとする、
そんな〝新たな少年像〟とサクセスにもまた
ぼくは胸を打たれるのです。

少し逸れましたが、
ぼくが言いたいことは、
どんな年代であれ、どんな作品であれ作風であれ
少年漫画の主人公は最後は必ず決心します。
戦う理由や動機は様々ですが、
苦難から立ち上がり、力強く戦います。

そのドラマの中に
魂が震えるような格好良いシーン
心に響く名台詞がたくさんあるから
ぼくら読者ははそれらに感動し興奮し
夢を見ます。
それこそが王道少年漫画を構成する
最も重要な要素だと思うのです。
そしてぼく自身が少年漫画を
大好きな理由がそこです。

なのでぼく自身が手がける
少年漫画あるあるの動画も
そこを一番大切にしなくちゃな、と思うんです。
時間を使って観てくださる人々に
少年漫画ならではの感動や興奮を与えないと。
まずそこを表現することが
大好きな漫画に対する最大級の
リスペクトだと思いました。

もちろん単に表面的にあるあるwと
楽しんでいただけるのが一番。

ただ、それだけでなく、
少年漫画の1番の要素だと思う
魂が震える瞬間や心に響くシーンを
動画内でお届けできたらなと
常々考えてるんです。
せっかくこうやって観てくださるんだから
それこそぼく自身が最高級の現実逃避を
ご用意できるなら、こんなに嬉しいことはない。

だから台詞選びには一番こだわっています。

ぼく自身が少年漫画の台詞の数々に
胸を打たれ、今でもたくさん
教訓やモットーにしているものがあります。
だからぼく自身もそういった夢や希望に溢れる
言葉を提供したいと思うのです。

あとこだわっているのは
キャラクターの造形ですね!
このキャラは過去にこういうことがあって
こういう選択をしたからこういう性格になった、
だからこういう行動をする・・・
そういった見えたり見えなかったりする
部分のプロフィールがしっかりしてないと
そのキャラに魅力も深みも出ないと思うんです
逆にそこがしっかりしているからこそ
勝手にキャラが動き出す〟と言われるように
そのキャラならそこで何をいうか
どう考え、どう行動するかが見えてきて物語が
勝手に進んでいくんだ思います。
〝ペンが勝手に動く〝って
こんな感覚なんじゃないか、と思うんです。

そうやって一生懸命こだわって作り上げて
そこではじめて、多くの方々に見ていただき
更に楽しんでもらえるのではないか、
と思うのです。
そして一生懸命やることで
何よりも自分自身が楽しめるのです。

はじめこそ、趣味の延長線上で始めたことですが
それでも観てくださる人に
何かを伝えられるものがあるならと
日々全力で、本気で、
一つ一つ魂を注いでいます。
マジでやってることは本当にくだらないですよ。
アラサーにもなって小中学生の
考えるようなことを全力でやってますし笑
でもこんなくだらないことに
ぼくは誰よりも真剣に取り組んでいます。
大人が真剣になってこんなこと日夜考えて
全力でやるからこそ面白い。
こんなくだらないことに夢中になれるって
なんて自分は幸せなんだろうと思います笑

みんなに楽しんでもらいたいから
自分はその倍以上真剣に魂込める
それが自分の楽しみに変わってるんです

たろちゃん組


p.s 沢山動画見てね
https://youtu.be/uFkbCuMCNNM


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