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ONE PIECE実写版感想文(ネタバレあり)第7話〜新時代だ〜

字幕版を元に1周目の記事を書いています
第1話感想文はこちら
第2話感想文はこちら
第3話感想文はこちら
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第5話感想文はこちら
第6話感想文はこちら

第7話

ナミを心配する一同
賢い彼女のことだアーロンなんかと
手を組むことはねぇ
とナミを思いやるサンジ

それに対してゾロ
あの入れ墨は?と聞く。
いや待てお前寝てたから
ナミに入ってる入れ墨みてねえだろwww

今回のドクロマークはナミ。
いよいよナミ編スタートです。

ナミの回想
ベルメールさん原作だともっと若めの
やんちゃ女なイメージでしたが
実写だと週末に子どもたちに
アップルパイ焼いてくれそうな
良いママ感が溢れています
ノジコはどちらかというと
東南アジア系のイメージしてましたが
がっつり黒人でした!

・アーロンパーク
実写で見るアーロンパーク。迫力ありますね。
いつかONE PIECEランドみたいなのが
できたらアーロンパーク作って欲しい
なんて余計なこと考えちゃいました

・ナミの出生
ナミの出生であるオイコット王国は
原作でこそ言及されてはいませんが
ビブルカードに記載された情報で
なんだか伏線の匂い盛り沢山な
土地であります
ナミ、実は王族説なんてのも
巷に流布してますが
あえてオイコット王国の
名前も出されているということは
何かしら意図はあるのでしょうか。
それと原作のベルメールと初対面だった
ナミはまだほんの小さい赤子でしたが
実写版では5歳以上はありそうでした。

戦禍の中、幼い2人の少女を
守り育てたベルメールさん。
彼女の遺志はナミに
しっかり受け継がれていて
パンクハザード編でも子どもを
懸命に守ろうとするナミの姿がありました。
もうベルメールさんの生き写しのようなもの。
麦わらの一味の命の恩人である
シャンクスにしろゼフにしろ
ベルメールさんにしろその遺志は
皆ちゃんと引き継いでいる。

・ルフィ、ココヤシ村に到着。
再びトレードマークの赤い衣装に戻り
いよいよ最終章感のある一同!
アーロンにより逆さにひっくり返された家々。
おお原作でもあったけど原作よりも
かなり田舎っぽい作りなんだなココヤシ村!
いやこんな感じだったか!?

・ゲンゾウ登場!
ゼフといいゲンゾウといい
実写版ONE PIECE
イケおじクオリティが異常に高いw
めちゃくちゃ似合っていますw

ナミ、アーロンの奉納金をもらうために
故郷ココヤシ村へ
よく戻って来れたねとノジコに唾を吐かれる。
ノジコwwwwお前ファンキーすぎやwww
ゲンゾウからベリーを徴収するナミ。
ことの一部始終を見る麦わらの一味。
それに気づき近寄るナミ。

これが本当の私
ー本心じゃないだろ?

ルフィに核心をつかれるも
平静を装うナミ。
この辺りの彼女の不安定にぐらつく心情が
ものすごく表情に現れてて良い
役者さんほんとすごいなぁ...
村を救いたいでもまだ救えない、
そんな日々にあくせく葛藤する
ナミの現状を微妙な顔の強張りや
奥にある不安の隠せない表情から
見てとれる。さすがのハリウッド女優。

・ゼフとガープ
バラティエにきてルフィの居場所を
なんとか聞き出そうとするガープ。
ガープは卓につき肉を頬張る。
さすがモンキー家の血筋。よく食べる。
引いているコビメッポに対して
いつもの中将だと解説するボガード。
そこにゼフも着席。
かつて敵対してたものと
席を共にすることに感慨深さを漏らすゼフ。
今は正しい側にきたのか?と海軍に聞かれ
(海賊を)やめ時だと思っただけだと返す。
若い奴らの時代だ、世代交代をした。
そうゼフは語る。
対してガープは
駆け出しのガキだと麦わらの一味を揶揄する。
ワインを注ぐゼフは
今が飲みごろだ。
待ち過ぎれば味が落ちると返す。
この辺の皮肉まじりな
ジョークの飛ばしあいは
ハリウッドらしさ全開というか
イケおじたちの舌戦がすごく
おしゃれで大好きです。

・ココヤシ村の奉納金を持ち帰るナミ
夜のアーロンパークはさながら
クラブのような雰囲気w
そこに現れるネズミ大佐。
おお実写だとこんな感じなのかw
もっと性格の悪そうな
卑しい顔でもよかったけど
普通に木村昴似のイケメンで困るw

・ノジコの胃袋を掴むサンジ
ナミの情報を知るために
なんでも美味しいものを振る舞う
というサンジ。新入りにしては
非常に上出来な仕事ぶり。ナイス、サンジ。
ノジコ、三次の作ってくれた
料理に大ハマり。
ナミの過去について明かしていく。
それにしてもパスタの食べ方が汚いwww

・ベルメールさんの最期
原作でも泣けますがドラマ版でも
涙腺にきました。
自分も1人の親になったからでしょうか。

母親でいたかったベルメールさん。
最期まで女性らしく格好良いその姿。
ONE PIECEはこういう人情噺と
極悪人へのフラストレーションのため方が
一級品すぎる。はやくもこの
実写版アーロンたちを
ぶちのめしたくなってまいりました。

・ノジコから村の過去を聞く面々。
原作だとルフィはあいつの過去にゃ
興味ねえとスカスカ歩いていっちゃうし
ゾロは寝ちゃうしでちゃんと
聞いたのはサンジとウソップと
隠れ聞きしていたヨサクとジョニーなんだけど
ハリウッド版は麦わらの一味が
全員しっかり聞いていた。
くぅ〜、ここばかりは
何も聞いてないし事情を知らずとも
全てを察してナミの助けに応じるルフィが
好きだったぜぇ、、、!

あの魔性の女ナミさえも
手こずらせる男連中が最高にクールなシーン!


・ジンベエの名も。
人間に対する魚人への差別や偏見に
強いコンプレックスを抱くアーロン。
この辺は魚人島編でも明らかになったが
それを踏まえた上で実写版では
七武海ジンベエについても言及してくれる。
原作ではまだ未知数だった存在も
こうして見てみると点と点が
きちんとつながっていて筋が通っていますね
本当に原作愛というか原作の筋を
きちんと守ってくださるハリウッド
ありがたや。

・まだまだガープとゼフの長話は続く。
ゼフは肉の話でガープが
動けないように引き留めている。
しかしその裏では少し仲良くなった
コビメッポコンビが
バラティエの従業員からルフィの居場所を
聞き出すことに成功。
おい誰だこんな口の軽い従業員雇ったのw
ゼフが海賊の仁義とやらをとおして
麦わらの居場所を吐かずに
ガープの足留めをしているってのによぉ
雇い主の顔が見てみてぇよ
あ、それもゼフか。

そのおかげでガープは
店を後にすることとなる。
ゼフはガープにもう手放してやれ
奴らの時代なんだ。というが
まあ見ておけとだけ残すガープ。
執拗なまでのルフィへの追跡、
それはゼフも言っていた
ルフィはある海賊、即ちゴールドロジャー
と重なるという言葉からくるものだと思う。
いずれこの手で自分の孫を処刑したくはない
という親心のために
ガープは執着して動いていたのでした。
悲しいかな、兄エース処刑時の際も
ガープは泣いていたもんな...
親の心子知らずとはこのことよ...

・ノジコに真実を話すナミ
原作だとノジコもゲンさんも
ナミの本当の目的を知っていて
黙ってたんだが実写ノジコは
ナミの隠していたお金が見つかるまで
ガチで目的を知らなかった模様。
そりゃノジコもナミに唾吐くわwww
知らなかったパターンだと
本当に村の人からしたらナミ超悪物だし
ナミのために入れたノジコのタトゥーの
意味がちょっとなくなってしまうな😢
とおもってしまいました、、、
ここは正直残念!!!

・当たり前だ!!!!!!
ついにONE PIECE屈指の神シーン
ルフィ助けて、当たり前だ!!!!が出ました。
何も知らないくせに、あぁ知らねェ
とは言ったものの意外とこのルフィは
ナミの過去を知っちゃってはいる笑
まあでもナミが何のために1億ベリーを
貯めていたかはナミ以外知らないから
筋は通るんだけどね。
当たり前だー!これ、
クリリンのことかーみたいに
英語のニュアンスじゃなくて
日本語だから格好良いシーンなんだな
と思いました笑
日本語のニュアンスって結構大事です!

アーユートークアバウトクリリン!?!?


そのあとの行くぞおう!も
漫画の構成のまま再現されてて
かっこよかった!
ちょくちょくこのドラマは
コミックのコマ割りみたいな演出が
戦闘突入前とかに入るんですが
凝ってていいですね!
全編通して夜の戦闘シーンが多いんですが
アニメだと真昼間が多いので
たしかに夜間の方が海賊らしさはあるのかも

そしていよいよ海図を手に入れ
東の海からグランドラインまでを
片っ端から制覇しようとするアーロンたちが
ココヤシ村を襲います
そこに向かう麦わらの一味
次回!最終回!!!どうなる!?
鳴らせ!解放のドラム!!!

総括
サンジの土下座もそうなんだけど
原作愛が強いとあぁ!そうか〜!
ここはこういうふうに見たかったなぁ!!
と正直思ってしまうシーンもありましたね〜。
特にノジコとの関係性や
当たり前だぁに至るまでの
ルフィの動向が好きなので特に。

ですがこれは日本人的感覚と
ハリウッド的感覚の質感の違いも
あるのでしょう!
コミックではなくあくまでドラマ的に
最善な演出を尽くしてくれたのでしょう。

正門を蹴破りアーロンに
ワンパンくらわせてからの
うちの航海士を泣かすなよ
という痺れる台詞は飛び出すのか!?
ハリウッド版ONE PIECE最終回!
今行くぞ!

どーん!!!!!!!

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