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ONE PIECE実写版感想文(ネタバレあり)第6話〜夢と決断〜

字幕を元に順を追って書いてます
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第6話
ミホークに切られて運ばれる瀕死のゾロ。
バラティエに戻り助けを求めるルフィ
なんとあのサンジがゾロ(とは知らずに)
助けに一役買おうと動いた!
まさかサンジがゾロのために動くなんて!!
今回のタイトルドクロはサンジ。
ようやくサンジとゼフ深堀り回か!?

ゾロの傷を治療するのはなんとゼフ。
船乗りの知識を見せてゾロの傷を縫い
ブリの皮を上に乗せて包帯を巻く
そんな療法があったなんて!?
さすが大海賊()赫足のゼフさんだぜぇ!

ゾロを気遣いながら愛刀を手入れするルフィ
それを見ながら料理を仕込むサンジ。
実写サンジ、笑顔がキュートでイケメン。
まだナミすわぁあああん的な
両目がハートになっちゃうアホサンジは
拝めてないが今後あれくらいの演技を
することはあるのか...w

ゾロのためになにかをしたいと
あれこれ迷うルフィ。
そんなルフィを見て
船長の決断力の大切さを悟すサンジ。
この言葉はゼフの受け売りで
かつてゼフが海賊であったと明かすサンジ。
ここでついに世界中を涙に包んだ
サンジとゼフの回想が始まる。
いやー実写でもいいなこのシーン...
ほんと飢えって想像の500倍しんどいんで。
僕もボクサー時代は減量に苦しめられましたが
食べたいのに食べれないは
本当に苦しいのであります...
そんなこんなで漂流50日
とても50日とは思えない
真ん丸顔の可愛い子サンジは
一旦割愛しておきます。


・うそつきノーランド
昏睡状態のゾロにゼフは死なないように
語りかけてやれと言う。
物語でも歌でもいいと。
そこでナミがゾロに語りかけるように
読んだ絵本の中身はなんと
『うそつきノーランド』
当然ここで出てきてもおかしくない
お伽話なんだけど東の海で空島編の内容に
触れるなんて!こんな小ネタも挟めるの
ほんと粋だよねハリウッドワンピ。

・夢は邪魔させない
リーダーは厳しい決断を迫られる時がある
とノーランドの逸話をまじえて
ルフィに厳しい言葉を向けるナミ。
なんでゾロを止めなかったのかと
ナミはルフィを責める。
夢は邪魔しないと告げるルフィ。
みんなどこかで夢を諦める、と返すナミ。
お前の夢は?世界の何より
大事に思うことがあるはずだと語るルフィ
それに対しても
誰もが夢を追えないとだけ
返し部屋を後にするナミ。

夢だけを追い海を出たルフィ
夢のために散ることとなったゾロ
そして夢を捨てざるを得なかったナミ・・・
後にどうしてそうなったかを
知ることになるルフィではあるが
間違いなく今回のテーマは〝夢〟
ジャンプの王道をいくテーマが
ハリウッドの方達に演出されること、
とても感慨深く思います。
ようやく実写化が決まり、形を成し
伝えたいONE PIECEやジャンプの
テーマが国を超えて世界中に
表現させられる、こんなこと自体が
遥か大きな夢だと思います。
しかし尾田先生はそれを叶えた
それすらもこのONE PIECEのドラマの
大事な一部分だなと思いました。

・ガープのキャラクターがかなりシリアス
裏主人公コビー視点の物語でもある本作。
ガープはコビーにとって直属の上司で
物語の裏側を握る大事なキャラ。
原作よりもかなり真面目というか
ルフィが海賊になってしまったことに対する
自責の念がかなり強い印象。
育て方を間違えたなんて、たしかに
ルフィに対してもエースに対しても
なぜワシの言うことを聞かなんだ!!!
とはなってはいるだんだけど
ここまでなんかシリアスな
キャラにしなくても!w
とは思うんだけどこの方が現実的か😅

・バラティエに登場する
アーロン、チュウ、クロオビ。
はっちゃんは見当たらないが
アーロンパークで
出会えることを期待してます。
バラティエにアーロン一味がくることは
これも原作にない展開だけにどう転ぶのか!?
てか実写で見ると魚人てこんな怖いのかよw😱

あれ?バラティエの受付の人も
よく見たら魚人だったのか!
変な髪型かとおもったけど
髪じゃなくてヒレみたいなやつでした笑笑

・アーロンとゼフの対峙
アーロンがバラティエ店内で暴れ回る。
そこにオーナーゼフ登場。
この店のオーナーだ、と
魚人もものおじしないその存在感。
ゼフやはり本物だ。似合いすぎている。
シャンクスといいゼフといい
本物以上に本物だwよくまあこんな
ぴったりの配役にできたもんです。
アーロンはおれは東の海のオーナーだ、
とその支配者ぶりを見せる。原作通り極悪。
麦わらを出さなければここの客が
オレのメニューになるぜ。
言ってみたい悪どい台詞を放つ。
未だバラティエにいるナミは
アーロンを発見し動揺しているご様子。
ナミもしかしてこのあと拉致られるか!?

・一飯の恩
アーロン一味に追われるルフィ
アーロンはルフィを出さないと店を壊すという。
それを見かねたナミがルフィたちの元へ急ぎ
逃げようと進言する。
しかし逃げないと豪語するルフィ
その上でこの店を守る、と。
サンジはなんでそこまで?というが
ルフィはメシくれたろ?とだけ
サラッと語る。
こうした義理に厚くさらに
それを恩着せがましく感じない
爽やかさがルフィにはある。

・アーロンはいるか?
堂々と正面から出てくるルフィ
その後ろにはサンジとウソップ、
おおやるなウソップ、お前怖かったろうに。

こいつが噂の海賊か?
もっとでかいやつだと思った、とアーロン。

ここ重要。ルフィはいつも
でかくてやばいやつなんじゃないかと
噂だけが先行してしまうのは
ドレスローザ編でもあったけど
実は小さい好青年てギャップがなんか
人々の心を掴んでいくのよね。
不良が良いことする、みたいな
デカくてやばいやつかと思ったら
めちゃくちゃ人懐っこくて強くて良いやつ、
って最高にギャップなんだもの。

・魚人に捕えられたバギー
突如魚人たちが黒い袋を出して開けてみると
そこには道化のバギーの生首が!
アーロンたちがバラティエに来れたのも実は
バギーの〝耳〟がルフィの麦わらにこっそり
挟まれてて盗聴器の役割をしてたからw
だからここに来れたのだと。
海図を飲み込むルフィ然り
バラバラの実そんな使い方もできるんだwww
と笑ってしまったシーンでしたw
にしても魚人さんたち海を
えぐい猛スピードで泳いで
バラティエに来たというのに
バギーさんあんた
よくそんなちゃちい袋の中で
耐えれてましたねwww

・アーロンとの戦闘開始!
海図を渡せというアーロンに
戦って奪ってみろと海賊らしく
挑発するルフィ。
原作同様義足を折られたゼフを見て
激昂するサンジの華麗な足技が光る!
ここでCMに映ってた
クロオビvsサンジが見れました!
これも後々の因縁ができるので良い。

・ナミ本性発揮
ついにナミがアーロンの元へ寝返る。
てかナミがバラティエいることは
アーロンたち知ってたん?
小電電虫で伝えてたシーンあったけど
そこでかな?
ルフィに止めの一撃で殺そうとするアーロンに
悪魔の実を食べたのよ海に任せましょうで
フンッって聞き分けよく
海に落とすアーロンさんかわいいw
そこ素直なんかいw
もちろんカナヅチで泳げないルフィ、
万事休すかと思った矢先に
泳いで助けに来るサンジ。
原作ではゴムゴムの大槌をクリークに
叩き込んで海に落ちていったルフィ。
バラティエ海上戦、形は違えど
こういった展開は踏襲してて好きです。

腹に括った一本の槍が
無数の武器を持つクリークを打ち破った
カッコイイシーンですよね!


サンジがルフィを泳いで助けるの
何気に次のアーロンパークでもあるけど
絵面的に同じになるからカットかな?
水中から首だけびよーん
見たいんだけどな笑笑

・「夢を持ってても追わなきゃ意味がない」
不器用だけどサンジの本心を引き出して
やりたいことをさせようとする頑固親父ゼフ。
かつてオールブルーを探していた自分と
同じ夢を持つサンジ。不器用すぎる
言葉の裏にはサンジへのたしかな愛があった。

・真の〝仲間〟になるルフィとゾロ。
ゾロは未だ昏睡状態。
アーロンに全く歯が立たず
茫然自失のルフィ。
海に出てから初めての敗戦
ナミの離脱、海図を失ったこと、
すっかり心と自信が折られている。
眠るゾロに思いを語るルフィ
お前が必要だゾロ・・・
・・・話がなげぇぞ眠れやしねぇ
!!
ゾロが生きていた!
と喜ぶルフィ。

夢のため野望のため
戦いを選んだゾロを尊重したルフィ。
そんなルフィに決して離れず
最後までついていくと告げるゾロ。
夢のために決断してきた2人の絆が
今固く結ばれた!!!ここにきて
文句あるか?海賊王
が聞けて最高でした

・サンジ加入!!
グランドラインへ入り
ONE PIECEを目指す前に
ナミを取り返すことを決めたルフィ。
出航しようとするゴーイングメリー号に
コック募集中?とはにかんだ笑顔で
登場するサンジ。
もちろんだ!!!と心よく船にあげるルフィ。

最後サンジを見送るゼフ。
「カゼひくなよ。」
・・・聞けましたこのセリフ。
「長い間クソお世話になりました」と
別れを告げるサンジ。

お互い堪えるもどうしても
溢れてしまう涙には
長年連れ添った思いがあった。
こちらまで感動してしまいます。
土下座こそ見れなかったけど
これはこれでハリウッド流ということで。

船はナミを追う
しかし行先はわからずどうすると
聞くウソップに対して
わかるやつがいると答えたルフィ

そこには袋詰めの生首バギーがw
いつの間に持ってきたんw

バギーってやっぱりルフィと
ほんと腐れ縁あるよなぁw
意外と鍵握っちゃうあたり
やっぱ後の四皇なのも頷けますwww
ということで第6話終了!

総括
第6話は
サンジの回想、アーロンとの一戦
ナミの離脱など要素が多かったですが
なんと言っても〝夢〟と〝決断〟という
テーマが盛り込まれていました。

〝夢〟を追い続けて海に出たルフィ
〝夢〟に敗れたゾロ
〝夢〟を諦めなければならなかったナミ
この3人が主軸となり生まれた人間ドラマ。
ゾロについでルフィすらも
アーロンという東の海1番の壁に
ぶち当たり敗れる展開。
さすが本シリーズ1番のヴィランなだけあり
アーロン、その存在感を見せつけます。
しかし挫けかけても真の仲間ができて
再び結束する麦わらの一味、
さらには新たな夢を追うために加入する
サンジ。
各々の決断を新たに船はナミを追うため
アーロンの待つココヤシ村へ!!
原作にはない要素も楽しみつつ
ん〜!ここちゃんと原作のやつ見たかったな!
という気持ちもありますが
コミックとリアルの狭間にある
〝実写版〟というのはこれこそが
無理なくベストな表現なのかもしれないと
随所に納得させられるシーンがありました。
特に瀕死のゾロに対して
とにかく眠っていようが語ってやれという
ゼフの台詞はのちのち心の内を
吐露してしまうナミやルフィの言動に
対して違和感なくスッと入る
仕組みとなっております。
ハリウッドではそうやって演出していくんだなぁ
というのを感心しつつこのリアルな
ONE PIECEを見続けて行きたいと思います!
あとガープのルフィに対する
執着心がもはや怖えwやばおじすぎるてw
ラスト2話!まだまだいくよ!

どーん!!!!!!

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