見出し画像

タイタニック

昨日の金曜ロードショーで
久しぶりに若き日のレオ様を
拝めました。
人生で何度目かの
ドーソンとローズを観ました。
嗚呼、『タイタニック』よ
そなたはなぜかくも美しい。

ぼくは基本的に
自分が何をおもしろいと思おうが
好きだろうが嫌いだろうが
個人の自由なので人にあまり
漫画や映画をオススメするのも、
されるのも正直好きではないんですが
『タイタニック』は間違いなく
観るべき一作ですね。
ま、オススメするにはあまりにも
有名すぎて周知なんですがねwww
死ぬまでに観たい映画ベスト5に
確実に入ります。
こればっかりは息子にも観せたいな
いやもう一緒に観たいなと思うほどです。
(あ、カーセックスとヌードデッサンのシーン気まずくなるな...)

ここであらすじなんてもはや
おこがましいくらいの名作なので
割愛させていただきますが
仮にも観ていない人がいたら
ここから先は観てから読むように!!!

タイタニックはもう本当に
限りない〝人間賛歌〟だと思うんですね...

身分の差なんて関係のない純愛物語だけでなく
それぞれがそれぞれの形で生死を分かつパニック作品。
人間の持つ愚かさと憐れさ
そして生きることと愛することの尊さ儚さ
さまざまな感情が激しく渦巻くのです。

こんなにも甘く、ハラハラして
観なければならない作品は
他にないんじゃないかと思うんです。

沈没した巨大な船に閉じ込められた時間
そこに確かにあった青春。そして悲劇。

主人公の女性(ローズ)が齢九十を越えた
年齢となって、当時のタイタニック号の
悲劇を振り返る分、ドラマに
より一層深みが増しているんですよ。

彼女はあの悲劇から強く逞しく
その歳まで人生を謳歌したんです。
生きるとは、人生とは
それだけで素晴らしい。

最後のシーンが
個人的にもうたまりません。
というか、観た人は全員そうですよね。
もう、レオ様が。
世界が恋したこの男が。
たまらなく格好良いんです(わかっとるわ)
余談ですがぼくが映画にハマったきっかけは
他でもないレオナルド・ディカプリオという
最高の俳優のおかげなんです。

話を戻しますと、
このあまりにも有名で象徴的な
タイタニックのラストシーン、
生きていた頃は精一杯背伸びして
正装でローズを待つドーソンが
タキシードじゃないんですよ...
〝ありのままの姿〟で
たくさんの乗客に祝福されて
そして最高のキスシーン。
これで2人の恋は永遠の愛にて
結ばれるのです。

いやぁさすがにアラサーのおっさんだし
何度も観てるからキュンキュンしねぇだろ
なんて思ってても何度でも
キュンキュンさせてくれんだこれが。
おいおい乙女なのかオレはと。

主題歌込みで素晴らしいんですよ。
これは自論ですが
素晴らしい映画やドラマは
サントラ・主題歌も素晴らしい、
ってのがあるんです。
まさしくそれ。
もう『My Heart Will Go On』なんて
前奏聴いただけで
おじさん、心がキュッとなりますもの。
まだ歌い出してもないのに笑

ここまで読んでくれたらわかると
思うんですが、案外たろちゃん組
ロマンチストなんですよ。
顔の割に乙女な部分あるんです笑

ちなみに最後のシーンが『怖い』って
感じる人もいるんですって!!
死んだはずの人たちがタイタニック号で
ローズを迎え入れて祝福してるから
これは〝お迎え〟なんじゃないかと、
まるでホラー映画『シャイニング』の
最後の写真みたいな描写に思えるとのこと。

なるほど、そう捉えてみたら
確かにそう見えるな!とも納得したし、
観る人によってそういった解釈も
できるということに感心してしまいました。
いやーこれだから映画ッておもしろい!

兎にも角にも、
ものごとを見事に美しく
捉えることに長けてるカメラワーク、
俯瞰して全体を見渡し
その壮大さと、恐ろしさを兼ね備えた
縁取りは畏敬の念すら覚えます。

3時間があっという間に過ぎ去る
この緊張感、さすがは不朽の名作。
何度観ても素晴らしい。
人類史に残る映画です。

たろちゃん組

頂きましたサポートは、YouTube上の制作活動費用に還元させていただきます。よろしければサポートいただけると嬉しいです!☺️