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僕が15歳のとき初めて作ったテキストサイトで書いていた文章

※こちらはメンバーシップ「プレミアムプラン」の方向けの特典記事です。一応の選択肢として単品販売の設定もしてありますが、あんまり多くの方に見られたくない(恥ずかしい)ので高めに設定してありますし、このためにお金を払ってまで読む価値は多分ないです。

高校に行かずテキストサイトにハマる

中3の終わり、中二病をこじらせて高校に進学しなかった僕は親にコンパックの安いPCを買ってもらってテキストサイトを始めました。もう20年以上前になります。

テキストサイトというのは古のインターネット文化でして、暇かつ頭のおかしい物好きが自作のホームページで日記やわけのわからん怪文書を公開してニチャつくというヒキニートの終着点のような場所でした。有名なところでいうと「侍魂」の先行者吉野家コピペといったネットミーム、現在まで続くデイリーポータルZやオモコロの発端となるライター(当時は皆「管理人」と呼ばれていました)が生まれました。

僕もそんなテキストサイト文化に憧れたこじらせワナビーの1人でした。当時の感覚でいうと1日1000ヒット(PV)くらいいくとかなりの大手サイト、って感じだったと思うんですが、僕のサイトは10とか20ヒットとかのいわゆる過疎サイトでした。

そのときの僕のサイトときたら学校も行かずに毎日無意味な文章を更新してはReadMe!(テキストサイトのランキングサイト)に更新報告をしてアクセス解析にかじりつく妖怪で、もう承認欲求が全裸で歩いているようなものでした。色々こじらせていたので全裸なのに乳首だけ隠して逆立ちで逆走しているくらいむちゃくちゃだったかもしれません。ドラえもんが「タイム鈍器」を出してくれたらあの頃の自分を殴り飛ばすのに使います。

現実にはそんなひみつ道具はないので疑似的なぶん殴りとして、その頃のテキストを掘り起こして現在の職業編集者の視点で赤を入れてみよう……と思ったのですが、思った以上にキツくてそれどころではなかったのでメンバーシップ特典記事という屋根裏部屋に再び封印することにしました。人によっては致死量の共感性羞恥を摂取することになるかもしれませんし、何も得るものはないですし、サクセスストーリーでもなければ情熱もありませんが、それでもよろしければご覧ください。

以下は15歳くらいのころに書いた「もしも古館伊知郎がボキャ貧だったら」というテキストです。

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