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ぽかさんに花束を

 先日、ぽかさんの投稿に驚かされました。#読書の秋2022として、私の著作を取り上げていただいたからです。こちらです。

 なお、この投稿で「もはやド変態だと言えるでしょう」との称号もいただきました。2年前に「どばしんだんしさん」からも「変態」という称号をいただいたことを思い出しました。その記事は見つけられませんでしたので、代わりに、こちらを貼っておきます。

 私自身は、いたって「ノーマルな世界」に生きていると考えておりましたが、線引きというものは難しいものです。「千疋屋」のフルーツは美味しいものです。

 さて、ぽかさんの投稿で、もう一つ驚いたのが、
「夢見る木幡山を取り上げたのですか」
ということでした。自分で書いていて何ですが
「この話、自分が面白いと思うものを書いたけど、他の方が読んで面白いのだろうか」
と、考えてしまう作品なのです。
 私のkindle作品の持ち味は「空想と現実のミックスジュース」、「どこまで本当かわからない妙なリアルさ。けど、こんなことありえないんじゃない」という不思議さにあると考えています。
 しかし、この「夢見る木幡山」は「空想」と「現実」が、くっきりと分かれており、持ち味が活かせていない気もするのです。
 ある意味では「福島太郎らしからぬ作品」であり、ある意味では「福島太郎をさらけだしている作品」でもありますので、個人的な思い入れは強いです。
 また、主要な登場人物が
・生まれながらにして、神に寄り添う男
・神の意思を受け、神と生きようとする男
・神を感じ、神に近づきたいと願う男
と三者三様になったことが、「仮面ライダーアギト」みたいで、お気に入りではあります。

 さらに申し上げれば、当時は「黒田製作所物語」を発刊した後で、この作品を「福島太郎史上最高傑作」と自己評価しておりましたことから、「もうkindle出版は終わりにしようか」とも考えておりました。ぽかさんの記事にあるとおり

きっとご苦労も多いと思います。お仕事の性質上、思い切ったことをするときもきっと様々な意見とぶつかったのではないかと思います。

ということも、福島太郎として生きるブレーキとして効いていました。もちろん、今もそのブレーキは効いています。

 しかしながら「夢見る木幡山」を執筆している時に「浄明正直」という言葉に出会い、その考えに沿いながら、残りの人生を生きたいと感じました。
 現実は、打算・妥協・惰性で生きるとしても、「福島太郎・kindle作家」としては浄明正直に生きられるのではないか、と考えました。
 その結果、ド変態としてkindle出版を続けていることになります。

 けど、まぁ「夢見る木幡山」を書いて、活動を続けてきて本当に良かったです。この作品からの特徴として
「note街で交流している方々に助言をいただくようになりました」
 公タマ伝から元宮ワイナリーまでは基本的に独りでコツコツ。
 恋する旅人と黒田製作所は、note街での交流を作品に生かしました。
 夢見る木幡山以降は、粗原稿を交流している方々に先読みしていただき、作品を磨き上げています。皆様、いつもお世話になり感謝申し上げます。

 「ドーピング」のような形ではありますが、「自分の実力を越える作品」を生み出せていることに、ほんと感謝です。作品が成長していく喜びを感じています。

 そういう意味では、ぽかさんが私のターニングポイントとなる、この作品を取り上げていただいたことには、月影先生(ガラスの仮面)のように
「ぽか、おそろしいこ」
と、呟いてしまうのです。

 このようなことを申しあげつつ、どの作品も大好きなので、引き続き #読書の秋2022 に、私の著書でエントリーしてくださる方がいることに期待したいと思います。(その前に、お前が他の方の作品でエントリーしろってお叱りを受けそうです)
 さて、そんなこんなことを書いているうちに、初代「変態の称号」をいただいた記事を見つけました。こちらです。

 ちなみに、どばしんだんしさんは、別の記事で、「変態は褒め言葉」ともおっしゃってました。

 話が脱線いたしましたが、あらためて、ぽかさんありがとうございました。使いまわしの画像で恐縮ですが、感謝の花束を贈ります。
 いつか、大阪でビールを奢る日を楽しみにしております。

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 ちなみに、この写真の撮影場所は「恋する旅人」に収録している「題名のない物語」で、主人公の「木元と西野」が再会した場所のイメージです。
#何を書いても最後は宣伝
 寒い季節におススメしたい、ハートウォームな作品がこちらです。

「モチーフがいない」空想の物語です。ノリと勢いで書きました。

 


サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。