作者ですが知りませんでした
拙著「銀山町 妖精綺譚」の終盤で主人公が心の中で(これが最後の辞令か)と呟く場面で私は違和感を抱いていました。
「あれっ、田中さんはまだ55歳だよね、もう1回くらい異動があるんじゃない」
と思いながらも、登場人物が自ら呟いた言葉を尊重してセリフを削ることなく
「あ、あれか役場のNO.2の企画課長にはなったけどNO.1の総務課長にはなれないから最後の辞令ということですか」
と、自分を納得させていたのです。
ところがところがKindle出版も終えた4月下旬になって田中から教え