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【駄文】余計なことをする男

 基本的に、他の方が関係する時は【駄文】を使わないといいつつ、この方は理解してくださるだろうということで、【駄文】ではありますが、せきさん、登場してください。

 連日キレッキレの投稿をしている「せきさん」に登場していただきまして、引用しつつ続けます。「NBAプレイヤーの渡邊雄太選手」の言葉を引用しているとのことですが、

「誰でもできるけど」
「誰でもやらないこと」
そこに自分の価値を見出せたからだ、と。
アメリカでは時に「必死かwww」「無駄な努力www」「日本に帰れwww」

と、馬鹿にされることもあるそうです。
 日本でも同様のことがあると思います。拙著「公タマ伝 第2集」に収録している「公民館物語」や「元宮ワイナリー黎明奇譚」の主人公たちも、周囲からは馬鹿にされています。

『余計なことをしやがって、無駄なことをしてやがる』

と、揶揄されます。「余計な仕事」を背負いこみ、叩かれたり、嫌われたりしながら、泥臭く仕事をしている設定です。あくまで設定です、フィクションですから、現実の話とは全く関係ないです。

 せきさんの記事は「渡邊雄太選手」の言葉を引用していますが、その言葉を素材として、美味しく調理するせきさんの技術に敬意を表するわけです。そして、元記事のコメント欄では、この良い話を、ネタ的に遊びに使う私を咎めることなく、踊らせてくれる懐の深さがあるのです。ほんと、ありがとうございます。

 さて、戻りますと、前述の「公民館物語」や「元宮ワイナリー黎明奇譚」の主人公は、事務能力は高くないです。ただ、与えられた課題に対し、逃げることなく、諦めることなく動きます。せきさんの記事は

誰かに必要とされるためには?

というタイトルでしたが、これらの主人公は、この問いに対する答えを探しながら「余計なこと」に動いています。
 正確には「誰か」≒「市民」、「必要」≒「役に立つ」という感じですが、戸惑い、足掻きながら、
「今、目の前にいる方だけではなく、未来の市民に対して」
という気持ちを持ち続けて行動しています。その場凌ぎや誰かの顔色ではなく、将来、
「あの時、何も言わなかったのですか、何もしなかったのですか」
と、指摘されることを避けたいと考えながら行動し、現状の批判や不利益、出世の遅れはどんと来い状態です。

 そういう意味で言えば、架空の物語だけではなく「福島太郎」の存在意義も

「誰でもできるけど」
「誰でもやらないこと」

を、標榜しています。

 謙遜でもなく、自虐でもなく、外の人「よしきく」の職場での評価は、5段階評価の上から4番目くらいに位置する「駄目な職員」です。よしきくよりも優秀な職員は山ほど居る訳です。行政で言えば末端の組織である地方自治体ですから、県や国の公務員には、もっと優秀な方々がワンサカいます。なので、

 福島太郎よりも、もっと良い本を書ける人は大勢います。
 福島太郎よりも、寄付額を集めることができる方が大勢います。
 しかし、同じような挑戦をしている方は、あまり存じません。

「価値観の違い」を否定したくは無いので、「やらないこと」も有だと思います。「行動しない」ことは決して、悪いことでもないです。自分と異なる価値観で動く方を

『余計なことをしやがって、無駄なことをしてやがる』

と、揶揄するのも、有だとと思うのです。
ただ、一言だけ言わせていただくとしたら

「誰にも必要とされてないかもだけど、結構、楽しんでいるよ」

という気持ちで、駄文を積み重ねていきます。何か、今日は真面目な話になり、申し訳ありません。苦情は「せきさん」のコメント欄にお願いします。
 明日からは、ちゃんとふざけた駄文にします。で、最後はお約束の宣伝です。しつこいですが5月12日以降は、売上の棒が立っていませんので、ちょっと心が折れそうです。皆さんの優しさを分けてください。




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