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フォントの話

 4月1日ということで「エイプリルフール」の話題も多いかと思いますが、天邪鬼的にフォントの話なぞ。

 福島太郎がKindle出版している作品について、表紙は全て外注していますが最多となるのが「シロクマさん」というリアルな知人になります。
 最初にお願いしたのが「夢見る木幡山」でした。この左右のフォントをご覧ください。古代文字のようなオリジナルフォントを作成していただきました。

 続いてお願いしたのが「光流るる阿武隈川」です。

 こちらもオリジナルフォントで、川や時代、意志の流れを表現していただきました。どちらの表紙も有難く美しいのですが、思うところがあり次の作品である「会津ワイン黎明綺譚」は別なデザイナーさんにお願いし、「スプラウト」で三度目のシロクマさんへの依頼となりました。

 固いながらも躍動するフォントが主人公を表現しているかのようです。ちなみにイラストはシロクマさんの知人の方が描いてくださいました。
 そして次回作の「銀山町 妖精綺譚」がこちらです。

銀山町 妖精綺譚 表紙

 可愛らしいイラストに合わせて、可愛いらしいフォントで表現してくださいました。イラストの描き込みが強いので「タイトルを入れられるのかしら」と不安を感じていましたが、イラストを損なうことなく、綺麗にまとめていたました。

 特筆は題字中心部の「フェアリー🧚テイル」かと思います。
「ぎんざんちょう ようせいきたん。ではなく、
 ぎんざんちょう フェアリーテイルと読みます」
という、著者の無茶振りに応えつつ、表紙イラストとぴったりなフォントを作っていただきました。

 私が語るのも何ですが、同じ著者が書いたとは思えないような領域が幅広い作品に、似つかわしいフォントを準備していただけることに感謝するばかりです。
 いつか良い作品を書いてシロクマさんに恩返ししたいものです。

 さて最後にフォントではなく本当の話を一つ、書き加えたいと思いましたが、止めておきます。
『福島太郎の作品はnoteとbookとtalkで完成』
を標榜しています。

 シロクマさんのフォントの秘密は、文学フリマ東京38、岩手9でのtalkで披露したいと思います。
 さて、
#何を書いても最後は宣伝

 この作品の裏talkも誰かに聞いていただきたいものです。60を超える作品それぞれに裏話があります。


 

サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。  皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。