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【感想】本名社長講演(株式会社柏屋)

 おはようございます。ふくしま名物・郡山銘菓として有名な「薄皮饅頭」は、株式会社柏屋さんが製造販売しています。

 地元の民として「創業が嘉永5年」、「昔は旅籠」という話について、ボヤンと聞いたことがありましたが、今般、co-ba koriyamaの御縁で、6代目社長(現社長)の講演を聞く機会をいただきました。講演は「起業を志す若者向け」でしたので、私のような者が参加して良いのか、申し訳ない気持ちもありましたが、「お話を聞きたい」という心に従いました。

 そのお話を聞いた夜に、アレンジして書き上げたのが、こちらのショートショートになります。

 ちなみに「創業寛永5年」からは21代目、「株式会社柏屋」としては6代目ということのようで、柏屋さんとしては171年の歴史だそうです。私の創作「寛永元年の恋心」は、柏屋さんの創業者が「仙台藩の武士で、旅籠の娘に一目惚れ」という話を、アレンジしたものになります。

 さて、講演は、主に柏屋6代としての歴史を振り返りつつ、現社長の想いを聞かせていただきましたが、示唆や含蓄に富む話が多く、非常に善い刺激をいただくことができました。
 お話の内容について、詳細に書くのは控えたいと思いますが、非常に心を打たれたのが、今後目指す取り組みについて
『地元の良いものを活かせないか』
という想いをお持ちであること。また、
『温故知新』
を大切にしているとのことでした。

 その他「KDS(しわや りーむ すてむ)」として、
『手作りより美味しいものを目指す』
など、僭越ではありますが、福島太郎として目指すものと重なる部分をいくつか感じ、嬉しさで心が満たされました。
 
 また、企業として「戦争」「国の施策」「自然災害」などを乗り越えてきた歴史や「日本初の包餡機」の誕生、それを支えた方々との関わりなど、善いお話がたくさんありました。
 本名社長、ありがとうございました。

 ちなみに、未だに結論が出ない「きのこの山VSたけのこの里論争」のように、私の地元では
「薄皮饅頭 こし餡VSつぶ餡論争」
 
というものがあります。
 どちらの論争にしても「好きなものを 好きなときに 好きなように」食べれば良いとも思いますが、柏屋さんの歴史をお聞きした者として
「こし餡が本流か」
という形で、私の中で一つの解が出たことも有難いことでした。
 
 なお、私の手元にも「みんなのフォトギャラリー」にも「柏屋薄皮饅頭」の写真が見当たりませんでしたので、サムネ画像は備前名物「大手まんじゅう」をお借りしました。
 この「大手まんじゅう」と「志ほせ饅頭」、「柏屋薄皮饅頭」をもって「日本三大饅頭」とも称されているようです。
 
 短い駄文ではありますが、本名社長の講演、御縁をいただいたco-ba koriyamaさんへの御礼と感謝の気持ちを、稿として残しておきます。
 なお、本稿と「寛永元年の恋心」のリンクについて、本名社長に送付するつもりでいますので、駄目出しをされたら削除いたします。お読みいただきいた皆様、突然稿が無くなる可能性について、含みおきいただきますようお願いします。さて
#何を書いても最後は宣伝
 福島太郎の「起業・創業」と言えば、こちら「黒田製作所物語」になります。

 


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