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【駄文】沖縄さ行くだ

 記事やコメントでは、サラっと公表していましたが、今週末、5月21日(土)から23日にかけて、沖縄(本島)を訪問してきます。PCは置いていきますので、noteへの投稿は「つぶやき」で行うようになると思います。
 人生で四度目の沖縄になります。10数年振りになります。

 一般的な観光地を訪問するつもりはなく、メインは「金城哲夫資料館訪問」と「松風宛での食事」です。多分、22日(日)に訪問することになると考えています。その前後は、移動日的な扱いでホテル周辺と空港周辺で過ごすことになるかな。21日は、海を見ながら酒を飲むことができれば良いかとも考えています。
 過去に三回の訪問では、「あれも見たい、これも見たい」という感じで、車で移動していました。今回は、1点集中で公共交通機関を利用して、のんびりと訪問するつもりです。

 首里城跡も世界遺産も御獄も関係なく、ただただ、南風原の風に吹かれてくるつもりです。泡盛は飲むと思いますので公共交通機関です。

 今回に限らず、最近の旅行の傾向として「観光地・観光施設」のようなものに、あまり心を惹かれないようになりました。ただ、そこに在るものを感じ、楽しみたいという気持ちが強くなっております。もちろん、道中に鉄板的な観光施設があれば、写真はとります。

 今回の訪問先として必須では無いのですが、サムネ画像の写真「荒崎海岸」には、行きたいとも考えております。今年に入ってからnote街で交流させていただいている「水蝸牛さん」が出版されているこちらの本

 この本の聖地巡礼的な意味合いでの訪問です。
「妖怪たちの楽しそうな笑い声を聞きに行きたい」
ということになります。
 ちょっとだけ、平和ということについて考える時間を創りたいと考えています。

 この5月に「シン・ウルトラマン」という映画が公開になったようですが、私なりの解釈として「ウルトラセブン」については、「戦争と平和」というテーマが流れていると考えております。その核となったのが金城哲夫さんだったのではないか。と夢想しているのです。
 ウルトラセブンにおける金城哲夫さんの脚本は、真っ直ぐに「戦争と平和」を問うているような印象を抱いています。
 資料館を訪問しても、その理解が進むとは考えておりませんが、変わらずに吹いているだろう、沖縄の風を感じたいのです。

 人生、いつ、何が起きるかわかりませんので、ちゃんと旅立てるのかちょっと不安はありますが、何となく、今の心境を残してみました。

 古い話になりますが、2004年10月に「イラク人質事件」と称される事件が発生し、テログループからの要求やそれに対するコメントがメディアで放映されました。それらの台詞が、1968年に放送されたウルトラセブン最終回(前編)で表現された台詞と、ほぼ重なっていました。
「金城哲夫さんが懸念した時代から、人は少しも進んでいないのか」
と、愕然とした記憶があります。
 そして、今もなお、進んでいないような気持ちに捉われます。

 それでも、前に進みたい。
 人の本質は光。だから光の巨人は人間に味方してくれたではないか。
 そんなことを思いつつ、観光でもなくリゾートでもなく、ただそこに在る沖縄を楽しんできたいと思います。

 新作「会津ワイン黎明綺譚」の原稿を書き上げた御褒美という位置づけになります。



 

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