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CEATEC JAPAN 2018


先週の金曜日幕張メッセで開催されていたCEATEC JAPANの最終日になんとか間に合って行ってきました。

CEATEC JAPANはIT技術とエレクトロニクスに関するアジア最大級の国際展示会です。自分の仕事や領域はIT技術やエレクトロニクスが主戦場では無いんですが、いくつか気になったブースを見たかったので紹介します。

■会場入口にて

CEATECに行かれたみなさん、入口に会場のリアルタイムヒートマップがあった事に気付いていましたか?

これは公式アプリパートナーのジョルテさんが昨年に引続き提供してしている仕組みで、ジョルテのカレンダーアプリをインストールしているとCEATECモードに切り替えることでCEATEC会場のヒートマップやブース検索が出来るというものです。会場内の全ブースにはビーコンが仕込まれていてそのビーコンとジョルテのアプリが連動してヒートマップなどで可視化出来るようになってます。技術提携しているPinmicroさんの技術を使用しているようですね。

会場全景(広すぎて全景は写らない)相変わらず幕張メッセは広いです。


◾️Origami

まずキャッシュレスサービスの Origamiから。 CEATECではOrigami Station というコンセプトでブースを展開していました。自分も良く使っていてローソンでコーヒー貰ってます。

ブースは大盛況。

Origamiの説明だけでなく、デモ画面で実際にコーヒーを頼めて提供してくれました。これは今後Origamiが事業展開としてカフェなどの飲食店向けに顧客が自席でそのまま注文→決済まで出来る仕組みを睨んでのことでした。OrigamiはUI/UXもとても好きなので期待してます。

因みにこのブース(の隣)で印象的だったのは、隣にMUFGさんのブースがあり、そこで移動式のATMというキャッシュサービスを披露していたんですが、隣のキャッシュレスサービスのOrigamiブースの方だけが大盛況、というなんとも言えぬ状況でした。


■ACCEL LAB

ACCEL LABさんのスマートホーム体験ブース。ブースのデザインはCEATEC内でもトップクラスにカッコ良かった。

因みにACCEL LABさんはAIやIoTマンションの販売などを手がけるインヴァランスさんのグループです。

ACCEL LABさんのブースで注目していたのはこれです。米国最王手のALARM.com 店舗やオフィス向けのスマート管理プラットフォームです。

この動画を見てください。KCBCというNYのクラフトビールブルワリーの工場兼ビアパブなんですが、工場の入室管理、セキュリティー管理、Officeや店舗のスタッフの出入り、などがカメラとも連動してアプリで一括で管理できます。スモールビジネスや店舗を数店運営しているオーナーや起業家にとってはとても良いサービスだと思います。とりあえずKCBCのクラフトビール飲みたい。

こちらはチーズショップのオーナー。


■KOMATSU

続いて日本が誇る世界的建機メーカーのKOMATSU。デカイ建機見るだけでオラなんかワクワクすっぞ!

KOMATSUさんのブースで異彩を放っていたのがこれ。日本はあまり無いらしいですが、海外の巨大な工事現場では無人のデカイ建機を遠隔で操作するらしいのですが、その次世代操縦システム的なマシンが出展されていました。コックピットデザインと画面UIはなんとカヤックさんでした。

また、HOLO DIORAMAというAR/VRをシンクロさせたコンテンツ体験もできました。怪しいおっさんの画は気にしないでください。


■DAIKIN

業務用エアコンのダイキンさんブース。「空気」の力で人々の暮らしを快適にしたいというところから睡眠と起床に関する面白い装置が。。

これは何かと言いますと、

上から空気の輪が落ちてきて、心地よく睡眠できたり朝目覚められるようなサポートをしてくれるとのこと。寝相悪い人はどうするのかな。動画がうまく上がらなかったので週間エコノミストさんのこちらを。

■ライオン

消費財メーカーの同士であるライオンさんも出展。予防歯科という事でスマホで舌の写真を撮るだけで口臭リスクを見える化するサービスを紹介してました。

■NEC

NECさんは顔人称技術で世界トップクラスの技術を持ってます。来年のラグビーW杯や東京オリンピックでもこの技術が採用されてます。

顔の登録と認証のデモ。認証のスピードはかなり速いです。

■Prefferd Network

TOYOTAなどにも技術が採用されてる今注目のベンチャーですね。全自動の部屋片付けロボのデモはかなり賑わっていました。


■ローソン

そして一番来客数が多かったブースではないかと思われるローソン。常に満員でした。ローソンは今回次世代型コンビニとして、ウォークスルー決済、バーチャル店員、ロボあきこちゃん、自動カロリー計算、などかなりCEATECに力を入れてきている様子でした。Keynoteではローソンの社長も登壇してましたね。

因みにローソンの提唱する2025年のコンビニの姿はこちら。(ファミマもLINEと組んだ次世代コンビニ動画あったな)

ローソンブースはCEATEC開場と同時に大混雑でした。

事前にCEATEC用のローソンアプリか楽天Payを入れておくとブース内にある実際の商品を決済体験出来る仕組みです。

ウォークスルー決済の様子はこちら。ブース内の商品には全てRFIDタグが付いていてそれに反応して決済処理を行う仕組みです。

こちらはバーチャル店員の星影みくるちゃん、思いの外可愛い。

人協働ロボットも。


■最後に

今回、CEATECに来て感じたことは、ロボティクスとAIの技術が日常生活と製品の中に入り込むスピードが加速しているなと感じました。恐らく 5Gが本格化するとそれがより一層加速してくるのではと思います。その辺り年明けのCESではさらにその辺のネタが多く発表されるのではと思います(CES行きたい..)ただ、これをアジア(特に中国)に目を向けて見ると、AIとリテイルの領域では日本の数倍も進んでいます。飲料メーカーである我々が何が出来るのかをライオンさんのブースを見ながら感じました。


おまけ

偶然会場に最強の理系女子プロブロガーのなまっちゃがいて某ブースで広報手伝ってたので一緒にいくつかブース回りました。



長くなってしまった。。すみません。

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