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『99%の会社はいらない』(堀江貴文、ベスト新書)

ホリエモンの新刊がまたいいこと言っていたので、個人的に刺さったことをまとめておく。


成功の要件は賢いことではない。バカになり、行動することである。

社長というのはバカか天才しかいない。そして、バカと天才は紙一重だ。優秀なエリートは、保険をかけるような「小利口」な人間が多すぎる。(p.42)
成功する人は、みんな身の丈に合わないチャレンジをしている。第1章でも述べたが、大成功したと言われるような会社の社長もほとんどバカではあるが、行動力だけは誰もがずば抜けている。(p.100)


「マイナーx高収入」を目指せ

ネットでは、ある分野に特化した情報源などがニッチな人気を得ることが多い。なんらかのグッズでも、超有名なポジションにいなくても、マイナーなポジションで高収入を得ることは可能になっているのである。(p.114)


「民主主義から推進力へ」

 このままだと、日本は住みにくい国になってしまう。もう、「国民国家」に変わる新しい仕組みが必要な段階にきているのかもしれない。まずは、この風潮を変えていかない限りはどうにもならない。
 だからこそ、HIUは観朱主義を用いていない。
 そして、この「民主主義から推進力へ」という考えを多くの人に持ってもらうためにも、HIUは必要とされる存在になるのではないかと思うのだ。(p.175)


行動できない人へのTips

「優先順位の付け方だ」と言う人もいるだろうが、再優先していること以外は基本的にやらなくていい。自分に何ができて何ができないかなんて、自分がいちばんわかっているはず。だから不得意なところは人に任せてもいい。(p.139)
一言で言えば、取捨選択だろう。
捨てるかどうかは気持ちの問題だ。捨てられないなんてこともないだろう。見栄や優越感を捨て、自分にとって必要なことを見極め、いま自分が持っているものの中から必要な物をバサッと捨ててみる。人間のキャパシティなんてものは、ほとんど変わらない。だから、何かを捨てた分だけ、どこかで突き抜けることができるのである。(p.179)
そうやって突き抜けた行動をすると、周りが面白いやつだと思いはじめる。そうやって僕は自分のやりたいように動き、その結果、多くの人が協力してくれる状況が出てきている。(p.180)
目立った強みがない中で、自身のやりたいことや目標達成のための投資を望むのは無謀だ。甘い話や未来を語っても、現実的でなければ誰もついてこない。それでも、どうにかして目標を達成したいのであれば、いろいろな場所でビジョンを語り、賛同して協力してくれる人を探すしかない。(p.198)


最後に名言

行動するのはカンタンである。バカになればいいのだ。
僕はバカが悪いことだとは思わない。どんどんバカになって突拍子もない行動を起こす人が増えれば増えるほど、社会全体のイノベーションは活発化する。(p.207)


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