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みかんおばけがあらわれた!

あなたのおうちにも「みかんおばけ」がいるかも知れませんよ。

この話は、「みかんおばけ」に取りつかれた人と、そのそばにいた人の会話をまとめたものです。

ちなみに、この話はたぶんフィクションです。
実際の人物とはきっと関係ありません。

1.とあるスーパーで

スーパーの館内放送
「みかん一箱3000円が1000円!一箱1000円の大チャンスです!」

大王様「よし、買おう!」

たろ「えっ?誰がそんなに食べるんですか?」

大王様「私が食べるのだ」

たろ「本当ですか?」

大王様「とりあえず、そこにあるみかん箱運んでくれるか?」

たろ「わかりました。(これはネタになりそうな予感・・・)」

大王様「よし、いっぱい食べるぞ!」

たろ「・・・お、おう!」

大王様「よしよし。機嫌よくみかん箱を持ってくれて私は嬉しいぞ!」

たろ「とんでもございません」

大王様「よし、私が支払いしておこう」

たろ「ありがとうございます。さすが大王様です」

2.翌日

大王様「よし、しばらくの間おやつは全部みかんだ」

たろ「全部みかんって・・・」

大王様「その、なんだ。とりあえずみかんを食べなさい」

たろ「こうなると思った・・・」

3.その2日後

大王様「たろ、みかん美味しいのぅ(ニッコリ)」

たろ「(少し飽きてきたとは口が裂けても言えない)満足されているようで何よりです」

大王様「そうだろ。たくさん食べるんだぞ」

たろ「ちなみに、一日何個食べるんですか?」

大王様「とりあえず8個ぐらい行けるだろ?」

たろ「8個???」

大王様「君は痩せてるから10個食べなさい」

たろ「拷問この上ない・・」

4.さらに2日後

大王様「たろ、ぼちぼちおやつの差し入れ頼むぞ」

たろ「ちょっと待ってくださいよ。まだみかんがあるじゃないですか?」

大王様「ばかもの!みかんとおやつは別腹だ!」

たろ「嘘だと言ってよ・・・」

5.その翌日

大王様「みかんが傷んできたな」

たろ「さすがに傷んできましたよね」

大王様「たろ、みかんをあげよう」

たろ「・・どんな理由ですか。さすがに理不尽すぎませんかねぇ」

大王様「とりあえず、みかんを食べなさい」

たろ「いやいや、もう無理ですよ」

大王様「よしわかった。これはたろにあげよう」

たろ「ちょっとちょっと、いらないですから・・」

大王様「そして、この新しい箱みかん。私が食べよう」

たろ「ええーっ!」

大王様「新しいみかん、買って来たぞ」

たろ「本当ですか・・・」

みかんおばけ、この上ない。

そんな訳で、おうちにはみかんがいっぱい。
いや、山盛りなのです。

年末年始は、みかん祭りになりそうです。

みかんの消費方法がありましたら、教えて下さい。

最後まで読んでくれた皆様に、メリークリスマス!

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