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サイボウズ青野さんのSaaS事業に関するnoteを読んでみて

サイボウズ社長青野さんのサイボウズ、SanSan、ラクスの国内SaaS上場企業売上トップ3のビジネスについて分析したnoteが今日公開された。

青野さんの分析を読むと同じSaaS企業でも製品、価格、販路がかなり異なることがよくわかる内容だった。

僕がサイボウズを凄いと感じるポイントは
パッケージで実績のあるグループウェア製品をSaaS化して売上のベースを作りながら、「kintone」というPaaS (Platform as a Service)に取り組んでいることだ。

パッケージ版で実績もあり且つ販路も整っているとSaaS化に取り組む時に代理店や社内のパッケージ版の開発部門からの反発が沢山あると思うし、なかなかSaaS化のスピード感を出せなかったり、価格設定がうまくいかなかったりすると思うけれど、そこをちゃんとコントロールして、今の売上を作ってるのは青野さんの経営手腕や社内の体制が優れていることの証だと思う。

青野さんのnoteの内容は色々と勉強になったし、他のSaaS企業の取り組みも自分なりに分析、研究する時間を作っていきたい。

noteを読んで考えたこととして、うちの会社はニッチターゲットへのBtoB製品販売になるので、販路については今のフェーズでは営業メンバーのモチベーション、スキルともに問題ないものの、販路をもっと拡大しようとなった時にはマーケティングプランをしっかり立てたり、販売代理パートナーを作ってレバレッジをかけていかないとマズイなと感じた。

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