喇叭亭馬龍丑。日記「横浜つれづれ〜東横線の罠〜」 1/14(日)
2024.1.14(日)
「横浜つれづれ〜東横線の罠〜」
我ヲ捨ツルの面々に会いに横浜へ。勿論、手ぶらで。ミニマリスト馬龍丑。としてはバッグなど持ちたくもない。文庫本は尻ポケットに突っ込んだ。生憎、Kindleに流れる気はないんだ。おかげさまで。
事前に調べておいた列車の一本前に乗って「これで更に早く着くな。へへ」と思って油断していた。優雅に本など読んでいた。なんだか途中で雲行きの怪しいことに気付く。いつまで経っても車内案内掲示板に『横浜』の文字が表示されない。『新横浜』はあるのに。怖くなってくる。何かを圧倒的に間違えている気配が濃厚に漂っている。完全に詰んだ感に座席で独り震える。困った時のスマホ頼み。どうやら東横線にも二種類あるらしい。知らんけど。慌てて日吉で降りる。ここで次の急行元町・中華街行きに乗ればオールオーケーらしい。知らんけど。これで大丈夫と安堵した鼻先を特急が通り過ぎていく。本来元々乗るはずだった列車が。
横浜に来るとバックホーム感を強く感じる。東京生まれ東京育ちなのに。これはきっと浜っ子だった祖母の血がそうさせるのだろう。DNA、恐るべしだ。
ライブハウスへの行き方が分からず地下街を右往左往。迷路、というよりは配線基盤に迷い込んだ気分。
横浜ってなんか妙に喫煙に厳しい。横浜だぜ?横浜なのに?港町にも押し寄せる嫌煙ムード。ハマだぜ?あぶ刑事の街だろ?どした?去勢されたか?
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