Tasuku Yamamoto

ビデオグラファー(映像作家) / 動画職人。映像・動画制作事務所「彌榮制作」代表。 …

Tasuku Yamamoto

ビデオグラファー(映像作家) / 動画職人。映像・動画制作事務所「彌榮制作」代表。 動画とモーショングラフィックスの学校「BYND」テクニカルマスター。 神出鬼没の変態紳士。人を愛するろくでなし。 Youtube: https://bit.ly/3fFNJSf

最近の記事

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動画編集者として そして 映像講師として

※下記は山本個人の思いであり、僕が教壇に立っている学校及び運営会社とは関係ありません。 こんにちは。山本 輔です。 世間では「動画編集者」そして「映像講師」これがどうやら世の中ではブームらしい。 「動画編集で儲かる!」「動画編集者が足りない!教育しよう!もっと稼ごう!」という風潮があるようです。 そして、僕自身、様々な偶然から、この渦中にある職業「動画製作者」そして「映像講師」という仕事を主業務として行なっています。 その中で、ふと、思ったことをしたためさせてください。

    • 設立30周年特別企画 デジタルハリウッドで変わった私の人生

      「設立30周年特別企画 デジタルハリウッドで変わった私の人生」というPR企画があった。 https://www.dhw.co.jp/dh-media/20240209_alumni30th/ ぼくも「デジタルハリウッドで人生が変わった」1人だ。 ただ、卒業生ではないので、この企画からは対象外だ。 2005年から2023年まで、約8年間務めた。 それまでの人生と、それからの人生と。 そりゃもう変わったさ。明らかに。そして劇的に。 僕の人生はDH退職を境に彩りがとてつもなく鮮

      • 僕は僕の人生が好きでたまらない

        お盆です。皆様いかがお過ごしでしょうか。 僕は先週日曜から5日間、お仕事をしない日々を過ごしました。 いろいろ「人生の役割」があり、法事、高校の同窓会、その他諸々と「やるべきこと」「やりたいこと」を行ってまいりました。 5日間。こんなに仕事(ここでの仕事はお金を頂く類のものを言う)から離れてた時期は無かったのではないだろうか。 これだけ仕事三昧してる自分が言うのも口はばったいが「仕事なんて人生の一欠片に過ぎない」と思っている。 それはそれ。仕事するために生きてるわけじゃな

        • 事務所開きです。

          (宮司様の許可有、と言いますか率先して導いて頂きました…としても畏れ多い…拝殿で御写真撮ることの緊張が顔に出てます) 事務所開きです。 本来事務所開きとは選挙事務所位しか使わない言葉ですが、僕は敢えてこの言葉を使います。 本日、伏木神社にて、会社設立のご報告、社運隆昌祈願を致しました。 そうです僕の愛する「伏木曳山祭り/けんかやま」の里に戻り、ご報告してきたのです。「彌榮」の名もそこから取っているのですから。僕の崇敬神社です。 改めて拝殿に通されて、太陽に照らされた本

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        動画編集者として そして 映像講師として

          「株式会社 彌榮」を設立しました。

          相変わらず長い文章です。しかもひねくれてます。いつもの僕です。何も変わりません。 ●第一章 会社設立しました。実話です。 8年フリーランスとして、映像作家をやってきました。ドラマもCMも企業VPもわんさかわんさか作ってきました。今後もずっとフリーランスのままやっていこうと思ってましたが、まあ、その、いろいろと大人の事情の中で、背負わなければいけないものなんてーのも出てきてしまうわけでして、不肖山本、会社なんてものを立ち上げさせていただきます。 個人事業「彌榮制作」は 20

          「株式会社 彌榮」を設立しました。

          僕とAI

          AIについて色々考える人、使う人、脅威を覚える人、様々な思いがある。 基本僕は門外漢とはいえ、映像やCGなどのクリエイティビティに関わるお仕事をし、なお新卒時代(25年ほど前)ITがマルチメディアと呼ばれていた頃からデジタルの専門分野、先端教育に少し拘らせていただいた身として、個人の思いを吐露するならば。 いいんじゃないかな。AI。 何を呑気なこと言うておるんだと言われそうだが、まあちょっと待て。 まず前提として、仕事やめようよ。労働やめようよ。僕の思想の根幹はそこか

          映像作家) 迷惑をかけて生きる

          基本、僕は人に迷惑をかけて生きている。 それゆえに、皆様をイライラさせてしまうことも多々有る。 しかしながら、僕はそのことに気がつかないことも多く、そこに不幸が発生する。 すなわち「なにを怒られておるのか判らぬ」という珍事象に遭遇する。 どうにも様相脳内全てがパグ犬の様な生き物なもので、叱られるという状況が今ひとつ掴めずキョトンとする。何も悪いことをしている自覚がないからだ。そしてパグに失礼だ。 ただ、事前に言っておこう。往々にして、非は自分にある。 しかし、しかしだ。

          映像作家) 迷惑をかけて生きる

          映像作家)凋落する覚悟

          僕は仕事が多い。ご愛顧頂いている。 ご依頼も多い。 そう書くとやっかみも生まれる。 知ってる。 でも、事実だから仕方ない。 上に、ご依頼が多いからと言って僕に能力があるとか 才能があるとか商才があるわけでは決してない。 たまたまニーズに「スポッ」とはまっただけなのだから。 むしろ世の中の潮流なだけです。 自分でマーケット探したわけじゃないから、次を探る気もない。 来年になったら全く依頼がなくなる可能性だってある。 来年仕事がなくなったら、やっかんだ方々は言うのだろう。

          映像作家)凋落する覚悟

          お手軽に作れる「ファスト動画」

          ファストファッションならぬ「ファスト動画」 世の中には「ファストファッション」が並んでいる。 ファストファッション=最新の流行を採り入れながら低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファッションブランドやその業態。 僕もよく利用している。もちろん日々ファストファッションばかりではないが日がな散歩するにもイッセイミヤケというわけにもいかなかろう。一着も持ってないけど。ええ。 便利です。ファストファッション。僕は服飾について無頓着だけど、とても機能的

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          映像作家としての日常 20220630

          お仕事を抑えております。 いや、えーと、お声がけいただいたものは断らず、こんな僕がお役に立てるものはなんでも尽力するスタンスは変えておりません。そして元来営業なんてしたこともなくただ口を開けて寝っ転がっているだけのスタンスで生きてまいりました。その中で「抑えるもへったくれもあるか」と言われそうですがまあ、なんというか、皆様にご協力いただいてすこし自分の手元で行う作業を削減しております。決して代理店業務で飯を食おうなんて思ってるわけじゃなく、ちょっと自分の作業負荷を減らしてい

          映像作家としての日常 20220630

          動画とモーショングラフィックスの学校/スクール「BYND」が7年間、愛され続けてきた(と僕が感じる)理由。

          こんにちは。映像作家の山本輔です。 今日は、僕が教鞭を取らせていただいている動画の学校「BYND」について、ほんの少しだけ、語らせていただけると嬉しいです。 とは言っても、本件は山本個人の思いであり、学校及び運営会社の意向とは関係ありません。 もし、動画関係の学校へ入学を検討している方がこちらを読んでおりましたら、 ・僕は外部の人間(個人事業主)です。BYNDのスタッフ(社員)ではありません。 ・とは言え、BYND創立期からずっとお付き合いがあり、長年講師をさせていただ

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          映像屋のフリーランスになる覚悟

          7年前の今日。 僕はロサンゼルスにいました。 7年前、貯金も技術も何もなく、会社を追い出されて不安でどうしようもない僕がいました。 救いは、妻が「そんな会社辞めて正解です。心中覚悟でいきましょう」と言ってくれたこと。 両親が「ようやく辞めたか。おめでとう。好き放題生きてください」と言ってくれたこと。 映像の師匠が「ひどい顔してるぞ。早く辞めちまえ。お前の飯くらいなんとかしてやる」と言ってくれたこと(その後、本当になんとかしてくれた。この御恩はまだまだ返せていない)。 今思うと

          映像屋のフリーランスになる覚悟

          なぜ僕が「お金のために動画を作る」ことに若干の抵抗を感じるのか。

          こんにちは。山本 輔です。 なんだかんだとバタバタ忙しい毎日を送っています。 コロナ禍になってからも、映像・動画に関わるお仕事は変わらず続いています。これをありがたいことと受け取るべきかどうなのか…。 いや、ありがたいのですよ。こんな僕に、社会の役立たずであるこの僕にご依頼をいただけるというのはとても嬉しく思うのです。しかも、自分がやりたいことをやって、それが人の役に立っている(らしい)ことに、とても充実感を得ているのもまた事実です。 でも、確かに。 お仕事になってます

          なぜ僕が「お金のために動画を作る」ことに若干の抵抗を感じるのか。

          映像制作の相場・金額・報酬の決め方について

          こんにちは。山本 輔です。 現状、コロナウィルスによる影響で、毎日がこれまでと激変しています。 ありがたくも、僕自身はお仕事自体は少なくなることがなく…むしろ多忙を極めています。 ああいやだから僕が仕事できるとかすごいとかではなく、非常に単純に「イベント関係のお仕事が動画や配信に置き換わってきた」というだけのことなのです。 僕も予知能力があるわけではありません。コロナを見越して映像・動画稼業を始めたわけじゃありません。 逆に言えば、いつの日か、世の中に好景気の波が来る中で、

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          40歳からの独立 -人材派遣会社をクビになり、映像クリエイターとして独立して5年-No.7 不安定な収入との向き合い方(後編)

          前回の続きでございます。 僕は、 2012年・人事部長からの強制的な退職勧告     (その後とんでもない形で退職せずに解決したけど) 2013年・事業部長からの一方的な基本給削減     (これも今思うと転籍への布石だったのだけれど) を経験しました。 どんなドラマがあったのか…も記したいのですが、まだ影響力が大きいかな、というのと、今回の本論とは若干毛色が変わるので、ここでは「こういう経験があった」というところまでにとどめておきます。結構ショッキングで、聞きたい方もい

          40歳からの独立 -人材派遣会社をクビになり、映像クリエイターとして独立して5年-No.7 不安定な収入との向き合い方(後編)

          40歳からの独立 -人材派遣会社をクビになり、映像クリエイターとして独立して4年-No.6 不安定な収入との向き合い方(前編)

          あけましておめでとうございます。 山本輔です。 前回のNoteからなんと半年近く空いてしまいました…。 その間、密かに「note見てますよ」「note見てますよ」「note見てますよ」「note見てますよ」と言う声を所々でいただいておりました。 嬉しく思うと同時に、皆揃いも揃って「飲み会の帰り際にこっそりと閲覧している事実を僕に語る」という宇能鴻一郎文体のような「私…実は読んでいるんです」的な開陳をしていただくと言う不思議な経験をさせていただいております。皆様もっとおおっぴら

          40歳からの独立 -人材派遣会社をクビになり、映像クリエイターとして独立して4年-No.6 不安定な収入との向き合い方(前編)