必要なモノと、見栄に過ぎない不必要な消費を切り分ける
どこかに旅をするということは、連綿と続く日常を離れ、非日常を過ごすことに他ならない。
旅の準備が、今を見直すことにも繋がる。
腕時計について準備しながら、必要なものと見栄の消費を見分ける
何度かお話しをしているので「お前はそうだよね」と理解していただけている方もおられるかもしれない。
私は腕時計を付ける際に、TPOと自分の在り様を照らしたうえでつけていく時計を決めている。
今回の遠出に際して、色々と考えた中で決めた1本は今最も使っているミラーシルバーのものにした。
ミラーシルバーの腕時計は2本所有しているが、今回は高速バスや新幹線を使うため時間がある程度正確に分かった方がいい。
そのため、クロノグラフタイプのものをチョイスした。
虚心坦懐であることを意識して日々を暮らすようになった今。
また、そのフラットな状態でフロントランナーから今語られる言葉と情報を受け取るのに私自身「色」がついていてはよくない。
となると、白・黒…等の時計は今回のイベントに参加する自分の在り様を表現していない。
また、今回は「稼ぐ」とのキーワードがあるので金(GOLD)の時計でもいいかなと思いはした…が、ちょっとはしゃぎすぎではないか、と思い直したのだ。
かつて私は、腕時計についてはあるブランド(GSX)のコレクターではあった。
既にコレクションは解体している。
腕時計が15本を超えてきたあたりから、腕は2本しかないのに「ちょっとおかしいんじゃないか…」と自分でも思えてきたのだ。
念入りに動く状態をキープしても、単純計算でいえば使うのは半月に1度になってしまう。
それで実際のところ絶対に必要なものといえば、数本しかない。
他は好きで集めているだけのことであって、現に半年以上着用してないものも多い。
つまり、それらは不必要ということだ。
おたからは、主観的なものにすぎず、未来永劫ずっとおたからというわけではない。
今手元に残しているのは8,9本くらいだけど、今回の旅の準備で候補に上がらなかったものは処分してしまってもいいかもしれない。
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