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問答を1ヶ月近くしてみて

キャナイが来てくれてから、授業の中で「問答」を行っている。

最初は「キャナイが言うならやってもいいか」いうくらいに、なんとなくやっていたが、1ヶ月近く経って少し振り返る。

そんな面倒なことはなく、授業の最初に4〜5人程度から質問を受け答えるだけだ。
基本的どんな質問でも受け付けている。教科の質問もあり。(だが、今のところほとんどない。)
多くは私の個人的な事柄の質問である。
最初は全体が静まって聞いている中で質問を受けていたが、活動をしながら質問を受けるようにしている。たが、周りには質問を聞いていたり、わざわざ聞きにくる生徒もいる。

1ヶ月経ったが、生徒の距離感がとても近くなるように感じる。
その分学習活動中はあまり関わることはないのだが、学校生活においての生徒どの距離感はなんだか近くなっているように感じる。

もう30代も後半なので、生徒とはなんとなく距離感が出てくるものだと思っている。主任という役職的にも少し生徒から遠いポジションだろう。

が、なんだか近い。近いからといって、こちらから深入りすることもしないのだが。

生徒の自分で考えた質問に答える中で、質問者、もしくは周囲の生徒がその返答を聞くことになる。
私はひたすらに集団に自己開示する形になる。

自己開示した結果、とりあえず危険人物ではないと認識されているのか。

私の本心で考えているイメージまではまだ詳細に伝わってはいないのかもしれないが、普通に『学び合い』で授業するよりも早くこちらのビジョンが伝わっているのかもしれない。

今まではなんか乗り気にならなかったが、一度有用性を感じるともう離れ難い。

この先はわからないが続けてみよう。

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